ルソ・ドゥ




l'indicatif présent (ラディカティフ・プレゾ

être (to be)avoir (to have) の変化は次のようになる:
être
エ-
avoir
アヴワ-ル
je
suis ジュ・スュイ
j'ai
ジェ
tu
es テュ・エ
tu
as テュ・ア
彼・彼女
il/elle
est イレ、エレ
il/elle
a イラ/エラ
私たち
nous
sommes ヌッ・ソム
nous
avons ヌ・ザヴォ
あなた(たち)
vous
êtes ヴ・ゼッ
vous
avez ヴ・ザヴェ
彼ら・彼女たち
ils/elles
sont イル/エル・ソ
ils/elles
ont イル/エル・ゾ


 動詞は、語尾が (-ER, -RE, -IR)の三つのタイプに分類されるが、ふつう、-ER を規則動詞の第1グル-プ、 -IR を規則動詞の第2グル-プとし、
-RE のタイプは、不規則動詞に入れているようである。

-er のタイプが、フランス語の動詞のなかで一番多い。全動詞のうちの約90%を占めているそうだ。

AIMER
エメ
ENTENDRE
オントンド
FINIR
フィニ-ル
愛する
聞こえる
終える
j'aime
ジェム
j'entends
ジョ
je
finis ジュ・フィニ
tu
aimes テュ・エム
tu
entends テュ・オント
tu
finis テュ・フィニ
il /elle
aime /エレム
il
entend イロ
il
finit イル・フィニ
nous
aimons ヌ・ゼモ
nous
entendons ヌ・ゾ
n.
finissons ヌ・フィニッソ
vous
aimez ヴ・ゼメ
vous
entendes ヴ・ゾ
v.
finissez ヴ・フィニッセ
ils/elles
aiment イル/エル・ゼム
ils
entendent イル・ゾ
ils
finissent イル・フィニッス

 entend-
「ア〜」と「オ〜」の中間ぐらいの音だが、
どちらかと言えば「〜」と聞こえる。
 従って、市販の辞書には、
カタカナで表記の場合「ア〜」となっているけれども、
この「生かじりのフランス語」においては、
an, am, en, em の音は、あえて「オ」としておく。


-ir 型の規則動詞:
 複数形の人称語尾の前に -ss- が加わることが特徴。

なお、3人称複数形の特徴であるが、
語尾の -ent は発音されない(無音)。




Édouard Manet: Le Chemin de fer
1872-1873
National Gallery of Art, Washington D.C.

 注意: 規則動詞の第1グル-プのなかで、
(1) 幹末母音が弱音 e「ウ」の動詞(例えば lever )は、活用語尾が発音されない場合、
 その前にくる弱音が明瞭で少し長めの音 è「エ-」に変る。
(2) 幹末母音が口の開きが狭い é「エ」の場合(例えば préférer )も同様。
(3) 末尾子音が t,l のときは、無音の e の前でこれを重ねて ett, ell とする。

LEVER
ルヴェ
PRÉFÉRER
プレフェレ
上げる
〜のほうを好む
je
lève ジュ・レ-ヴ
je
préfère ジュ・プレフェ-ル
tu
lèves テュ・レ-ヴ
tu
préfères テュ・プレフェ-ル
il /elle
lève イル/エル・レ-ヴ
il
préfère イル・プレフェ-ル
nous
levons ヌ・ルヴォン
nous
préférons ヌ・プレフェロン
vous
levez ヴ・ルヴェ
vous
préférez ヴ・プレフェレ
ils/elles
lèvent イル/エル・レ-ヴ
ils
préfèrent イル・プレフェ-ル

JETER
ジュテ
S'APPELER
サプレ
投げる
〜という名前だ
je
jette ジュ・ジェト
je
m'appelle ジュ・マペル
tu
jettes テュ・ジェト
tu
t'appelles テュ・タペル
il
jette イル・ジェト
il
s'appelle イル・サペル
nous
jetons ヌ・ジュトン
nous
nous appelons ヌ・ヌザプロン
vous
jetez ヴ・ジュテ
vous
vous appelez ヴ・ヴザプレ
ils
jettent イル・ジェト
ils
s'appellent イル・サペル
 なお、s'ppeler は再起動詞(代名動詞)、 Leçon 5 を参照されたし。

Les Anglais préfèrent les histoires droles.
レゾ・プレフェ-ル・レズィストワ-ル・ドゥ-ル。
イギリス人は(どちらかといえば)滑稽な物語を好む。
Comment vous appelez-vous? - Je m'appelle Martine Lenoir, madame.
コモン・ヴザプレ? ― ジュマペル・マルティヌ・ルノ-ル、マム。
お名前は何というの? ― マルティヌ・ルノワ-ルといいます、奥様。




l'article (ラルティクル)
定冠詞不定冠詞
 冠詞は、イタリア語もわりと単純だが、フランス語はそれ以上にやさしい。
m.s. f.s. m. f. pl.
un; le, l' une; la, l' des; les
un livre リ-ヴル une minute ュヌ・ニュット des idées デジ
考え
le métro ル・ la rue ラ・ les cafés レ・カフェ
地下鉄 通り コーヒィ、喫茶店
l'arbre ルブル l'école les arbres ルブル
学校 木々
 不定冠詞の複数形は英語にはない。ドイツ語にもない。これがふつう。
しかし、フランス語は、複数形の語尾 -s が発音されないので、聴覚的には単複の区別がつかず、不定冠詞の複数形が発達をしたらしい。




 部分冠詞 l'article partitif (ラルティクル・パルティティティフ)

部分冠詞は物質名詞など「数えられないもの」を表す名詞とともに用いられる。
つまり、some cheese とか any butter のような表現のときに du, de la; de l' を用いる:
Est-ce que vous avez du vin et de la bière?
エスク・ヴザヴェ・デュヴァ・エドゥラビエ-ル?
ワインとビールは ありますか?(あなたは持っているか?)
Il y a de l'eau dans le verre.
イリヤ・・ドヴェ-ル。
そのグラスには水が入っている。

 この du, de la; de l' が、否定文では、おしなべて de になる (cf. Leçon 7)
Non, je n'ai pas de fromage italien.
、ジュネパ・ドフロマ-ジュ・イタリ
いいえ、イタリアのチーズは置いてません。




 疑問文 (la phrase interrogtif) は上の例文のように Est-ce que を用いるのがいちばん簡単。
普通の語順の肯定文の前にこの Est-ce que を付けるだけでよい。
疑問詞が付くと:
Qu'est-ce que c'est?
ケス・ク・
それは何ですか?

 これも上の例文にあったが、 il y a は、分解をすれば it has there 〜 となるが、
(そんな風な分解をせずに)まとめて覚える方がよい。
Qu'est-ce qu'il y a à la télévision?il y athere is/are
ケス・キリヤ・アラ・テレヴィズィ
テレビでは 何がありますか?(放映しているか?)
なお、疑問文については、次の L.3 で、改めて取り上げる。

 連想で、ついでに、please (どうか、お願いします) の意の s'il vous plaît について:
Bonjour. Est-ce que Monsieur Legrand est là, s'il vous plaît?
ジュ-ル。エスク・ムッシュ-ルグ・エ、シルブプレ?
こんにちわ。ルグロンさん(氏)はおいで(ご在宅)ですか?
 分解をすれば「もしもそれがあなたをよろこばすならば」だろうが、これも、ひとつのまとまり。




 エグゼルスィス・ニュメロ・ドゥ


11から 20 まで:
onze, douze, treize, quatorze, quinze, seize, dix-sept, dis-huit, dix-neuf, vingt
[z, duz, trz, katz, kz, sz, di(s)st, dizit, diznœf, v]
「オ-ンズ、ドゥ-ズ、レ-ズ、カトルズ、カ-ンズ、セ-ズ、ディ()セット、ディズイット、ディズヌフ、ヴァン」

序数は premier の他は、 -ième の語尾をつける(ごくわずかの例外があるだけ):
premier(-ère), deuxième, troisième, quatrième, cinquième, sixième,
septième, huitième, neuvième, dixième, onzième . . .
「プルミエ(プルミエ-ル)、ドゥズィエム、ロワズィエム、カトゥリエム、サンキエム、スィズィエム、
セッティエム、ュイッティエム、ヌヴィエム、ディズィエム、オンズィエム . . .



< 前のページ