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00-2.<< 旅行の準備 (suite) >>
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6月も10日になった。もう夏の計画を立てているの、と連れ合いにもせっつかれた。
それで、気を入れ直し、5ヶ月ぶりに、改めてコースを吟味することにした。
SNCFのホームページで列車の発着や所要時間を調べようとしたが、
初めは手こずって、なかなか思うようなページが出てこない。
あれこれやっているうちに、やっと
Votre fiche horaire personnalisèeという好都合なページにたどり着いた。
URLは <http://www.voyages-sncf.com/services-train/fiches-horaires>
ここにアクセスをすると、
のような画面になる。
フォームに発着駅名を打ち込み、日付(平日と土日で列車の運行がかなり変わる)と発着時間帯を選ぶ。
すると、分かりやすい運行時刻表が出てくる。
これを利用して、予定のコースを組み直してみた。
ランスからストラスブールへ行くのに、途中、メッスに立ち寄る。
ペンディングにしていたオルレアンから先は、
トゥールとナントに寄りながら、レンヌへ向かえばよい、ということがわかった。
あとは、些細だが、ル-アンからパリへ戻ると、サン・ラザ-ル駅に着く、それでは若干不便なので、
アミアンまで足を伸ばして、そこからパリを目指す。すると便利な北駅に着く。
全体としては、従って以下のようなルートになった。
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The route map above: from "Thomas Cook European Rail Timetable, Summer 2013 edition" p.172
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旅行の日程は次の通り:
蛇足ながら、クロワッサンの発音がほとんどクワソンないしコワソンのごとく、
町の名は、例えばノンスィ、オルレオン、ノ-ント、コン、ル-オンのような音になるかと思うのだが、
実際はどんなものだろ? ま、行ってみればわかるか。
それはさておき、上の表のように、宿泊の日程も決めたので、次の段取りとしては宿探し。
Google Français で、例えば Rouen, hôtels などと入れて検索し、Maps に表示させ、
駅界隈の、割安で(ダブルで 70€ほど)かつ、直に e-mail でやりとりができるホテルを、
町ごとに複数選んでみた。
70€でも、現在1€が138円とか-9円だから、日本円で1万円ほどになる。
じつは一昨年、1€が90円ぐらいのときに、円を 4,000€に2回も両替しておいた。
ことしもまだそのときの分で、持参のユーロは間に合う。
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今回、第一候補のホテルの数は13件。
前回フランスに行ったのは、もう10年前のことだが、
当時はまだほとんどの宿とファックスでやり取りをした。
そのときの資料を引っ張りだし、まず文面のひな形をつくり、
それを利用して、各ホテル宛の e-mail を用意した。
それを2、3日のあいだ寝かしておいて、ゆっくりと丁寧にチェックをしてから、
6月21日(土)の午後、全ホテル宛のメール、合計13通を一斉に送信した。
疲れた。返事を見るのはあした。
翌22日に受信トレイを開いたら、ホテルからの返信は8通。あまり確率がよくない。
23日にもう一通。まだ残りが4件もある。
ストラスブール、オルレアン、レンヌ、カンから何の音沙汰もない。
それともうひとつ、デジョンは取れたのだが、一泊105€では面白くない。
一応コンファームはしたが、他のリーズナブルな宿が取れたら、キャンセルするつもり。
ともかく、新たに、5つのホテルに宛ててメールを送った。すると25日の朝までに3つ取れた。
デジョンは朝食込みで 80€という返事が来た。前のところへはキャンセルのメール。
残り(つまり返信をよこさないところ)はストラスブールとカンの二つだけになった。
返事をよこさないところへ、去年、断りの メールを出したら、2、3回やりとりをする羽目になった。
そういうのはもう煩わしい 。
応答がないところは放置し、新たな第3候補のホテルに宛てて、昼前に送信した。
時差がサマータイムで7時間。返信は向こうの夜が明けてからだから、早くて午後3時以降だろう。
夕方、受信メールの着信を確認したら、ホテルからの返信が2件届いていた。これでよし。
翌朝に、文面をよく確認して、コンファームをした。
これでいちおう、ホテルの件が落着。
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補足: フランスの習慣に従ったつもりで、メールの末尾を、Yours sincerely のような表現に当たる
je vous prie d'agréer, Madame, Monsieur, l'expression de mes sentiments distingués, Axx Wxx
として送った(10年前には、ホテルからの Fax もこのような表現になっていた)。
しかし今回、相手のホテルの La Réception からの返信の末尾は、
おしなべて、簡潔な Cordialement, Exx といったものだった。
それゆえ、こちらもコンファームの折りにはそれに倣うことにした。
日本語の場合でも、Eメールのやりとりに、拝啓とか敬具はたしかにそぐわない。
6/21 朝にメールボックスを確認、コンファームふたつ、キャンセルがひとつ、これですべて完了。
なお、末尾の表現、一通だけ、次のような(古風な?)のがあった:
Dans l'attente du plaisir de vous accueillir, recevez, Monsieur, nos meilleures salutations.
Isabelle, l'Hôtel du HxLx
簡素な田舎風な宿からのメール。年配の人からなのかな?
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7月4日に、ネットで France Rail Pass 9 days within 1 month を購入する。
いくつかの列車の座席指定券と合わせて、合計¥112,500。MSの掛け捨て海外保険が¥15,270。
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