'14年・北フランス行メモ >>
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今年はフランスの北半分を回ってみようか、という気になった。

こちとらのフランス語はまるで怪しげなものだが、下手なのは年のせいにして、面の皮を厚くし、

田舎都市をぶらつくつもり。

暮れに(12/13)、Thomas CookSummer 2013 の版をネットでA.に注文した。

これは、日本の冊子の列車時刻表と同じようなもので、

ヨーロッパ各国の列車の大まかな運行状況が把握できるので役に立つ。1年前のもので十分。
 

from "Thomas Cook European Rail Timetable, Summer 2013 edition"

値段は¥2,674。以前に(2008年)洋書店MSeptember 2008 の版を購入したときには4千円もした。

それに比べればかなり割安。

正月に、この Timetable を頼りに、付属している路線図でコースを探ってみたのだが、

中央集権の国フランスは、諸幹線がパリの各駅から地方へ向かって放射状に伸びている。

それゆえ、地方都市から地方都市へと列車で移動するのは、なかなか難儀だった。

それでも何とか、大まかに予定を立ててみた。


パリ東駅を出て、ランス、シュトラスブール、下ってディジョン。

そこからオルレアンへと算段していたのだが、それが横(東から西へ)にはぜんぜん行けない。

一度パリ(リヨン駅)へ戻り、オステルリッツ駅から下ることになる。

ただしこの二つの駅は近いから乗り換えに面倒はない。

オルレアンからレンヌ、カン、ル-アンと回ることにしようと思ったが、

レンヌへ行くのにまたパリへ戻る必要がありそうだった。

それでこの部分のコース取りは、とりあえずペンディングにした。

あとは、立ち寄る予定の町のホテル、なるべく駅の近く、ランクは中級、

そして e-mail でコンタクトができるところを、google.maps で探り、候補をチェックした。

〜〜〜〜

しばし後、3月の末に、Air FranceHPにアクセスし、割安の e-ticket を購入した。

この機は左右の端の席が3人掛けで、どうしても他人と一緒になり、それでは、手洗いの折に煩わしい。

緊急脱出口の脇の席が空いていたので、行きも帰りも、その席に指定した。

その分(¥10,000×4が加わり)若干高めにはなった。二人で往復¥349,600

それでも去年の Alitalia での Roma 往復¥326,000

おととしの Lufthansaでの München 往復¥329,220に比して、少し高いだけ。

ともかく、この位置の席には、以前に、いちどだけだが座ったことがある。

前がひろびろと空いていて、じつに快適だった。

「英語かフランス語で意思の疎通ができる方云々」との条件が付いていたが、

そんなことに頓着していられない。構わずにOKとしておいた。

そしてそのあとは(ほぼ2ヶ月)放り投げておいた。


ただし、正月以後ずっと、5ヶ月の間、かつて愛用(?)していた独習書 ASSiMiL

le français sans peinele français en pratique とをふたたび(三たびか?)取り出した。

日々、パラパラとめくり、さほど熱心とは言い難く、

だいいち今さら、もう手遅れの感が大ではあるけれども、復唱を試み続けてはいた。

(正直、成果はあまり上がらない。)

à suivre