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00-2.<< ホテルとのメールのやり取り >>
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翌朝に整理をしてみたら、方が付きそうなものは3つだけだった。
残りは、○○日は空きがないとか、食事なしで、140ユーロとか(こういうのは論外)、
駅から少し遠いとか、返答なし、のところなど、だった。
それで、2カ所にだけコンファームを、別の2カ所には滞在日の変更、
そして、さらに新たな候補を5つ選び出し(そこ宛には予約の申し込み)、
この日(6月6日)は、合計で9通のメールをまとめて送信した。
キャンセルにしようかと思うところについては、まずは放っておくことにした。
それでとくに支障はない。
あらたな宿が決まってから、おもむろにキャンセルの通知を出しておけばよい。
さて、これで今日の作業は終わりにして、次の作業は、明日になってからのことにする。
ひまな日中に返信メールを開いて、ゆっくりと検討、という算段。
決着がつかないものは、また翌日まわし。
こういうペースなら、メールのやり取りにくたびれることもない。
急いでやると、あれこれ間違いをしでかし、かえって手間ひまがかかる。
3、4日ほど後には、あるいは、長くみても一週間もかければ、ケリがつくだろう。
まだまだ日にちには余裕がある。
われわれはつましい旅行をモットーにしている。
見てくれよりも、中身が充実していれば、つまり食事、ジャム、
ソーセージの味がまずまずで、コーヒーがうまければ申し分ない。
そして、これまでの経験上、この待遇とホテル代とが、必ずしも、
否むしろ、ぜんぜん、連動をしていない。
じつのところ、泊まってみるまではわからない。
それでだいたい90ユーロぐらいがいいところ、ということにしている。
これで例えば食事が質素でも、腹は立たない。
これを120とか言って、それ相応でなければ、あまり面白くない。
それで最近は高く言ってくるところは、断ることにしている。
しかし今回、トリーノには 80€で出したが、
「今年はワールドマスターズゲームズがあるから、80€の部屋はない、
(最低でも)120€」という意味のことを言ってきた。
ほかにもいちおう当たってはみたが、
「申し訳ないが部屋は予約でふさがっている」などの返信。
やむを得ない。もたくたしていると宿が取れなくなる。120で0Kにする。
ヴェネーツィアも、以前に泊まったところに(三泊の予定で)出したのだが、
二日分しか空いていていない、との返事。
それでトリエステの宿に(二泊を)「三泊に変更」のメールを出して、
承諾の返事をもらってから、
ヴェ ネーツィア宛、二日に縮めて予約する旨の返信をした。
するとこんどは「一日分しか空いていない」などと言ってきた。
一日では話にならない。
とりあえずそこはペンディングにしたまま、
他の二つのホテルに宛ててメールを出してみた。
ひとつは「メールで直にコンファームを受け付けることはしない、
自分のところのHPのフォームに記入してもらわなくてはならない」と、
こうるさいことを言ってきた。それで、そこは断った。
もうひとつの宿は値段がリーズナブルで€90、
コンファームも e-mail で簡単に済ますことができた。
ペンディングにしていたところには断りのメール。
今年は、ともかくも、一つの町で二つ三つのホテルに予約の申し込みを送り、
返事が来てから選別する、というやり方に、ついつい、なってしまった。
その結果として、この方法がよさそうなことに、気がついた。
コンファームしてからでも、気に沿わないことがあれば、
簡単にキャンセルができる。
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ヴェローナに至っては、下手な鉄砲打ちも数打ちゃ当たる、の伝で、
二日間でメールを六つぐらいも送ったか。
現在(6月9日)返信待ち、というところ。
また、あした起きてから選別だ。
今年は、成田発の時間が早い(09:25)ので、
前日に上野のビジネスホテルに一泊の予定。
あらかじめ検索しておいたところに予約をした。
二人で7,980円、食事なし。貯まっていたポイントを使い、7,280円、
このような宿で十分。隣りにコンビニがある。
(ちなみに、海外旅行は、もっぱらホテルと「直取引」をし、
国内旅行は、予約もできる「旅行情報サイト」を
利用している。これが「割安な方法」と、自分では思っているのだが . . . )
2012年から導入されたとかで、どこの宿からも宿泊費のほかに
Tassa di soggiorno (旅行者税、観光税?)を1日ひとり2〜3ユーロを要求してきた。
この分はチェックアウトのときに現金払い、ということ。
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6/11(火)、最後のかなめ石ヴェローナの泊まるところがやっと埋まった。
この期間はアリーナでオペラが催される期間とかで、駅前のホテルなどからは、
3日で343〜429€、時期をずらしてくれれば 202〜252€と言って来た。
でも、町なかに 100€の宿屋が見つかったので、駅前はやめにする。
他のホテル(3つぐらいか)もキャンセル。
シエーナも、最初に問い合わせを出したところからは音沙汰がなかった。
一応ことわっておくのが礼儀かと思い、キャンセルのメールを送った。
そうしたら(翌日に見たのだが)「あなたの予約の申し込みは届いていない。
もっと詳しい説明をいただけるか」と言ってきた。
それで「私の名前での予約は入っていないということを理解した。
e-mail の 送信を間違えたかと思う。
ともかくもキャンセルにせざるをえません。我々は予定を変更しました」
という文を送った。すると、折り返し、
「メール をありがとう、しかしながらまだ、誰のお名前で予約をなさったのか、
私には理解できない。どのような方法で(我々に直接か、
あるいはポータルサイトを利用したのか)教えていただけないか」
という返事がきた。
なんか面倒なことになってきたが、
これを握りつぶしてしまうのも礼儀にもとることと思い、
「自分の名前で直接にメールを送ったこと」、それに続けて
「何も問題はない。心配なさらないでください。じつを言うと、すでに、
お隣りのB&B○○のダブルルームをコンファームしてあります。
気を悪くなさらないことを希望します」と返信した。
すると幸い気分を害することはなかったようで、
「ほんとうにどうもありがとう。よい一日をすごされるよう望んでおります」と、
丁寧な返事をよこした。一件落着。
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