'13年・北イタリア行メモ >>
    00-2.<< ホテルとのメールのやり取り >>
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    翌朝に整理をしてみたら、方が付きそうなものは3つだけだった。

    残りは、○○日は空きがないとか、食事なしで、140ユーロとか(こういうのは論外)、

    駅から少し遠いとか、返答なし、のところなど、だった。

    それで、2カ所にだけコンファームを、別の2カ所には滞在日の変更、

    そして、さらに新たな候補を5つ選び出し(そこ宛には予約の申し込み)、

    この日(6月6日)は、合計で9通のメールをまとめて送信した。

    キャンセルにしようかと思うところについては、まずは放っておくことにした。

    それでとくに支障はない。

    あらたな宿が決まってから、おもむろにキャンセルの通知を出しておけばよい。

    さて、これで今日の作業は終わりにして、次の作業は、明日になってからのことにする。

    ひまな日中に返信メールを開いて、ゆっくりと検討、という算段。

    決着がつかないものは、また翌日まわし。

    こういうペースなら、メールのやり取りにくたびれることもない。

    急いでやると、あれこれ間違いをしでかし、かえって手間ひまがかかる。

    3、4日ほど後には、あるいは、長くみても一週間もかければ、ケリがつくだろう。

    まだまだ日にちには余裕がある。

    われわれはつましい旅行をモットーにしている。

    見てくれよりも、中身が充実していれば、つまり食事、ジャム、

    ソーセージの味がまずまずで、コーヒーがうまければ申し分ない。

    そして、これまでの経験上、この待遇とホテル代とが、必ずしも、

    否むしろ、ぜんぜん、連動をしていない。

    じつのところ、泊まってみるまではわからない。

    それでだいたい90ユーロぐらいがいいところ、ということにしている。

    これで例えば食事が質素でも、腹は立たない。

    これを120とか言って、それ相応でなければ、あまり面白くない。

    それで最近は高く言ってくるところは、断ることにしている。

    しかし今回、トリーノには 80€で出したが、

    「今年はワールドマスターズゲームズがあるから、80€の部屋はない、

    (最低でも)120€」という意味のことを言ってきた。



    ほかにもいちおう当たってはみたが、

    「申し訳ないが部屋は予約でふさがっている」などの返信。

    やむを得ない。もたくたしていると宿が取れなくなる。120で0Kにする。

    ヴェネーツィアも、以前に泊まったところに(三泊の予定で)出したのだが、

    二日分しか空いていていない、との返事。



    それでトリエステの宿に(二泊を)「三泊に変更」のメールを出して、

    承諾の返事をもらってから、

    ヴェ ネーツィア宛、二日に縮めて予約する旨の返信をした。

    するとこんどは「一日分しか空いていない」などと言ってきた。

    一日では話にならない。

    とりあえずそこはペンディングにしたまま、

    他の二つのホテルに宛ててメールを出してみた。

    ひとつは「メールで直にコンファームを受け付けることはしない、

    自分のところのHPのフォームに記入してもらわなくてはならない」と、

    こうるさいことを言ってきた。それで、そこは断った。

    もうひとつの宿は値段がリーズナブルで€90、

    コンファームも e-mail で簡単に済ますことができた。

    ペンディングにしていたところには断りのメール。

    今年は、ともかくも、一つの町で二つ三つのホテルに予約の申し込みを送り、

    返事が来てから選別する、というやり方に、ついつい、なってしまった。

    その結果として、この方法がよさそうなことに、気がついた。

    コンファームしてからでも、気に沿わないことがあれば、

    簡単にキャンセルができる。
    〜〜〜〜
    ヴェローナに至っては、下手な鉄砲打ちも数打ちゃ当たる、の伝で、

    二日間でメールを六つぐらいも送ったか。

    現在(6月9日)返信待ち、というところ。

    また、あした起きてから選別だ。

    今年は、成田発の時間が早い(09:25)ので、

    前日に上野のビジネスホテルに一泊の予定。

    あらかじめ検索しておいたところに予約をした。

    二人で7,980円、食事なし。貯まっていたポイントを使い、7,280円、

    このような宿で十分。隣りにコンビニがある。

    (ちなみに、海外旅行は、もっぱらホテルと「直取引」をし、

    国内旅行は、予約もできる「旅行情報サイト」を

    利用している。これが「割安な方法」と、自分では思っているのだが . . . )

    2012年から導入されたとかで、どこの宿からも宿泊費のほかに

    Tassa di soggiorno (旅行者税、観光税?)を1日ひとり2〜3ユーロを要求してきた。

    この分はチェックアウトのときに現金払い、ということ。

    〜〜〜〜

    6/11(火)、最後のかなめ石ヴェローナの泊まるところがやっと埋まった。

    この期間はアリーナでオペラが催される期間とかで、駅前のホテルなどからは、

    3日で343〜429€、時期をずらしてくれれば 202〜252€と言って来た。

    でも、町なかに 100€の宿屋が見つかったので、駅前はやめにする。

    他のホテル(3つぐらいか)もキャンセル。


    シエーナも、最初に問い合わせを出したところからは音沙汰がなかった。

    一応ことわっておくのが礼儀かと思い、キャンセルのメールを送った。

    そうしたら(翌日に見たのだが)「あなたの予約の申し込みは届いていない。

    もっと詳しい説明をいただけるか」と言ってきた。

    それで「私の名前での予約は入っていないということを理解した。

    e-mail の 送信を間違えたかと思う。

    ともかくもキャンセルにせざるをえません。我々は予定を変更しました」

    という文を送った。すると、折り返し、

    「メール をありがとう、しかしながらまだ、誰のお名前で予約をなさったのか、

    私には理解できない。どのような方法で(我々に直接か、

    あるいはポータルサイトを利用したのか)教えていただけないか」

    という返事がきた。



    なんか面倒なことになってきたが、

    これを握りつぶしてしまうのも礼儀にもとることと思い、

    「自分の名前で直接にメールを送ったこと」、それに続けて

    「何も問題はない。心配なさらないでください。じつを言うと、すでに、

    お隣りのB&B○○のダブルルームをコンファームしてあります。

    気を悪くなさらないことを希望します」と返信した。

    すると幸い気分を害することはなかったようで、

    「ほんとうにどうもありがとう。よい一日をすごされるよう望んでおります」と、

    丁寧な返事をよこした。一件落着。
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