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00-2.<< 今回の旅行に備えて >>(2)
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(suite)
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7月に入った。いつも、でかけるときは、掛け捨ての海外旅行保険に入っている。
去年と同じ T海上にしようと思ったが、今年からは、大学生協を利用できない。
インターネットで申し込もうと、調べたら、一般人の場合は、かなり割高である。
いくつか他も調べた結果、割安で、かつ保証の信頼がおけそうなブランドの、M海上にした。
二人で9,980円。
去年は(ほぼ同一の保証内容で)、12,660円だった。ついで、レイルパスも調べてみた。
Rail Europe というサイトが、ポルトガル&スペインのフレキシィの
セーバーパス(通用日数8日)二人用を90,600円+手数料3,000円で、提供している。
ユーレイルパスのパンフレットによれば、正規(?)の値段は105,000円ほど。
試しに申し込んでみた。
正式の券が手に入るのかどうか、いささか心もとなかったが、杞憂であった。
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翌々日には宅配便で、
まともなレイルパスが送られてきた。
パリからの送り状が付いていた。
パスの代金は628ユーロとあったから、
パリの本部は手数料を15ユーロほど取り、
日本の支店が3,000円の手数料、というところか。
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上:EURAIL PORTUGAL-SPAIN PASS SAVER(部分)
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旅行の際の利用する列車の運行は、スペインの国鉄(renfe) のHP
<http://www.renfe.es/horarios/english/index.html> で、調べて、わかった。
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あと残りは列車の予約の問題。
イタリアやスペインでは列車(特に長距離)に乗る際に、
あらかじめ座席の予約の必要なはずだ。
前は、渡航してから、現地の駅の窓口で予約を取りながら、旅行を続けた。
今回は、インターネットを利用することもできそうなことが分かったので、
どれぐらい予約が取れるものか、試しに打ち込んでみた。
今回のパスは1等(それしかない)だが、
予約が取れるのならば、乗るのは2等の車輛で十分。
5つ目までは座席に空きがあるようだった。
しかし、6つ目、バリャドリッドからサラマンカへの予約がぜんぜんできない。
この日は8月15日、それゆえにむずかしいのだろうか?
次のサラマンカからマドリッドも不可。
マドリッドからバルセローナに至っては、予約が可能だが、
チケット込みで1等だけ、合計4、5万円と出る。
こちらはユーレイルパスを持っているのに、座席の予約だけでは受け付けない。
これはぼったくりだ。一瞬迷ったが、やはり、あほらしい。やめにした。
取りあえず、5つの予約が出来そうなのは、まあ御の字だ。
しかし、打ち込んで送信したら、その5つとも、回答は「現在予約保留」だった。
なかなか便利なようでいて、こういう応答が出るというのは、ひとを不安にさせる。
便利さも、ときに善し悪しだ。ま、頭を冷やそう。
だいいち、今までは、現地で、早め早めに予約をしながら、旅行を続けたのだから、
その方法でも不都合はなかろう。
予約が取れないときは、立ち席覚悟で、乗り込むか?
4、5日後、「手配保留となっていたチケットが手配可能になった」旨のメールが来て、
無事、旅行の前半の列車の予約が出来た。
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