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01-1.<< 8/3(月)成田発、フランクフルト経由、バルセローナ着 >>
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受け付けのカウンターで、e-チケットの控えを出したら、
「(ひとり)4万5千円の追加でビジネスクラスに乗ることができます」
連れ合いに意向を尋ね(少し間をおいたが)「いや結構」と断る。
「通路側の席をお願いします」と申し出ると、
即座に「満席なので、並びで取れるかどうかもわかりません」
ものは言い様だが、このような応対はあんまり感心しない。
「ああ、取れました」取れれば、よろしい。
今回のフライトは睡魔に襲われた。成田からフランクフルトへは、
いつのまにか到着の2時間前になっていた。
ほとんど揺れない快適な飛行であった。
合間の食事はまずかった。家内の方の飯はベタベタ、小生のは延びたスパゲティ。
ただ、ブルゴーニュ風な赤ワインとドイツのビールだけは、うまかった。
フランクフルトで2時間待ちで、バルセローナ行きに乗り換える。
こんどはボルドー風な濃いワインだった。
スペインのものかも知れないが、ともかく、これもうまい。
またもやウトウトしている間にバルセローナに着いた。
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それからが、いささか手こずった。荷物はすんなり出て来た。そこまではよい。
電車(レンフェ)に乗るべくインフォメイションで聞くと
「ここはターミナル1だ。ここには駅はない。
シャトルバスでターミナル2へ行け、歩きでは無理だ」
これは初耳。今年の3月の発行のガイドブックには、
そんなことには露ほども触れていない。
ついこの6月に購入したe-チケットの控えにも、
"Barcelona, ターミナル A"と印刷してある。
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とにもかくにも、
言われたバスに乗るつもりで、
フロアを直進していると、
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さきほどの若い係員が、走って追いかけてきた。
「そちらの方向ではない。この右手のエスカレータで降りてくれ」
バス停には大型のバスと小型のバスが停まっていた。
小さい方がシャトルバスだった。
10分以上も乗ったろうか。「ターミナル2」なるものにに着いた。
着く直前に、窓の外に、レンフェへの歩道橋とおぼしきものが見えた。
ここがそもそもの(ガイドブックなどに出ている)バルセローナ空港のようだ。
以前はこの場所に国際線用のターミナルAとターミナルBがあったはずだ。
ターミナル1とは、つい最近(6月以降に?)、オープンした空港なのだろうか。
いささか動転していたので、係員にそのことを聞く余裕がなかった。
床は(大理石なのだろう)、ピカピカに磨き上げられ、
まわりの景色を映して、歩く足元が不安な感じで、
多少大げさだが、目がくらくらする。 |
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空港駅の窓口でセルカニアス(近郊線)の乗車券を買い、サンツ駅で降り、
構内の案内所で、カタルーニャ広場までレンフェで行きたいむねを言うと、
「5号線でプラサ・デ・サンツへ、そこから1号線でカタルーニャ広場へ行け」
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5号線の方向へ向かい、階段を降りる前に、
もう一度、そこにいた係のおネエちゃんに聞くと、
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「1号線はいま工事中だから。5号線に乗るのはダメ、
ここから地下鉄の3号線に乗る方がよい」とのこと。
地下鉄3号線なら、ダイレクトにカタルーニャへ行けるし、切符もそのまま使える由。
このラインのことは知っていた。
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ただ少し遠回りなので、レンフェと思ったのだが、
工事中では仕方がない。
このメトロへの乗り換えには、
かなりの距離を歩かされたが、
ともかくやっと3号線に乗ることができ、
プラサ・カタルーニャに着く。
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from: "Plano" of "Renfe Cercanías Barcelona"
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地上に出てみると、目の前は広場になっている。これがカタルーニャ広場か、とは思ったが、
念のため、ベンチで何かをほおばっているオバさんに聞いて確認をしてから、歩き出した。
ほんの1分で、目的のホテルが見えた。
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この晩は、機内で寝過ぎたせいもあろうが、安眠できなかった。
まわりの部屋のあちらこちらが、騒々しい。
何組もの客が、夜半に(午前2時過ぎ)帰ってきて、大きな声で喋りあっていた。
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