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01-1.<< 8/6(月) Ankunft in Wien >>
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オーストリア航空の機内はカラフルだった。
ダークグリーンの座席、毛布は若草色、枕は真っ赤。座席が高く、背もたれも高い。
スチュワーデスも真っ赤、中にスポーツシャツ風なユニフォームの人もいる。
ビールは「オーストリア産のものを」と言ったら、「濃い緑色の缶」のビールをよこした。
そして赤ワインも注文した。どちらもとても味がよかった。
飛行機は快適で、飲んで食べて一眠りしたら、もうウラル山脈のところまで来ていた。
残り3時間弱。予定より1時間以上早く到着(午後3時)した。楽な飛行であった。
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預けた手荷物を受け取ってから、Sバーン(S-Bahn) の表示の方向へ向かう。
「大型の箱」のエレベーターで降りる。
出ると、そこが、もうプラットフォームになっている。
これはとても便利がいいのだが、乗車券を購入しようとしても、ここにはもう自動販売機しかない。
空港はウィーンの郊外なので、ゾーン2まで有効の切符を買いたいのだが、これが難物。
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そこで地元民らしき人に頼んで、教えてもらって、
買ったのだが、見ると、どうもゾーン1用の切符のようだ。
しかし、もう電車が来る。
かまわずに、その切符を手にして乗り込む。
すぐに車掌が回って来た。差額を支払って、事は済んだ。
他にもそのような人がけっこういた。
車掌に「差額は、フュンフツェーン」と言われて、
「それは高いな」と思いながらも、15 を出すと、
笑いながら、「フュンフ・ツェーン(5・10 つまり €5.10)」 |
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ウィーン・ミッテで地下鉄 U4 に乗り換えようとするが、これがよくわからない。
道を横切り、向い側の建物に入り、フォームに降りて「U4 かどうか」を聞いたら、
「ここはエクスプレス(S-Bahn) 、U4は階段を上がって、次の入り口」
いちどわかってしまえば、どおってことはないのだが、最初は勝手がわからず戸惑う。
ひと駅乗って降り、毎度のごとく、道を聞きながら歩いて、5分で、目的のホテルに着いた。
それにしても、なんでこんなに暑いのか。
部屋に荷物を置いて、さっそく近くのショッピングセンターへ出かける。
ここのホテルをメールで予約してから、あとで地図を眺めているうち、
近くにスーパーも入っている大規模なショッピングセンターがあることを知った。
地下のスーパーマーケットは品揃いが豊富で、かなり大きい。
いつもの旅行のように、ワイン、ビール(此の度はオーストリア産の「緑の缶」のもの)、
乾燥サラミ、果物を仕入れる。リンゴも「青リンゴ」にしばらくぶりで出会えた。
これはどこの八百屋でもスーパーでも買える。やや酸味がある。甘くはない。
これが、昼も夜も、食事のときの必需品。
日本の「津軽」という品種で、「若取りしたもの」が、これに似ている。
それで(日本では)ときに見つけると購入していたが、
この頃は、残念なことに、あまり見かけなくなってしまった。
「一般人の好み」には合わない、ということなのだろうか。
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部屋は中庭に面してた。階は最上階(5階)。
この階にホテルの全部屋(40室ぐらいだろうか)がある。
2、3、4階はプライベートな利用になっているようだ。
われわれの利用するエレベーターは途中の階には止まらない。
夜中は物音ひとつせず、通りの音など、ぜんぜん聞こえない。深閑としている。
その中庭の感じがよい。建物はしっかりしている。
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