'02年・イギリス瞥見の巻
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0.デポジットの件
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当たってみたどのホテルも、部屋に空きがあったときには、予約のために、クレジット・カードの番号を要求してきた。 |
それで、カードの番号と有効期限を教えてやった。、 |
すると、予約の確認が取れたホテルのうち、二つのホテルからの文面に、それぞれ |
" ... , we have received your deposit of £83.50 to cover the cost of your first night's stay ... " とか、 |
" ... a £60 deposit has been paid (payable by Card)." とあった。 |
この文章の意味するところが、いまひとつ解せなかった。 |
つまり、向こう(ホテル側)では、カードの種類と番号だけで、deposit(手付け金とか担保の意味だと思うのだが)を信販会社から引き落とせるものかどうかが、(このときは)わからなかったので、何か不審に思えたのである。 |
ともかく、信販会社に当たってみた、 |
「海外予約」という電話番号のところに聞いてみたのだが、 |
「それはホテルによりますから、そのホテルに聞いてみないとわかりませんね」 |
などとよくわけのわからないことを言う。 |
M銀行に両替とトラヴェラーズ・チェックを頼んでいたので、それを受け取る際に、為替などの担当をしている受け付けに聞いてみたが、やはり、よくわからない、と言う。 |
どうも気になるので、もういちど信販会社に電話をし、事情を話した。 |
「そのことに詳しい者に替わります」とか言って、相手が次々に替わり、やっと3、4人目で、事務部国際グループとかいう部署の担当者が電話口に出た。 |
事のいきさつを話すと、「調べてみますから、お客様の電話番号を教えてください」と言うので、教えた。 |
ちょっと間を置いてから、 |
「二件引き落とされています」と言う。 |
要するに、相手(ホテル等?)にクレジット・カードの番号(暗証番号ではない)と有効期限を伝えれば、カードを渡さなくても、また、請求書等に署名をしなくても、相手側は引き落としができる、 |
ということが、このとき初めて分かった |
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そして、二件のうちのひとつは、泊まる予定のホテルからの引き落としだった。 |
これは、引き落とされても、とくにどうってことはない。 |
しかし、もうひとつのところは、電話口で教えられたホテル名からすると、キャンセルのメールを送ったところである。 |
そこからも、£60(手付け金)が引き落とされている、という。 |
その旨を伝えると、そのホテルからのキャンセルの確認の書類を受け取っているかと聞かれる。 |
そう言えば、それはもらっていない。 |
早速、この日の夕方、前に E-mail でキャンセルの通知を出していたのだが、こんどは、万全を期すつもりで、ファックスで送ってみた。 |
デポジットの£60 を返してもらいたいこと、また、キャンセルの通知を受け取ったということの確認の書面を、ファックスかメールで送ってくれるように、と書いた。 |
すると夜8時前にファックスが来た。 |
文面は簡潔だが、的確で、 |
"£60 REFUND PAID FOR .... WITH THANKS ... " とあった。 |
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国際グループのSさんは、あとで(このファックスを受取ってから1週間ほどのちに)、 |
「Wホテルから、お客様の口座にデポジット分の返却がありました」と電話で知らせてくれた。 |
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