Italiaは 真夏 2017 >>
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6時起床。

朝食は8時から、と昨日聞いていたので、フロントの階に降りて、食事の場所を聞くと、

ジイさん(きのうのひとの親か?)が

「(部屋代の)支払いが済んでいない、朝食の予約はしたのか? あと30分待て!」

いやはや、財布を取りに部屋(3階)へ戻り、

予約のメールのプリントアウトも手にして、ふたたび下に降りると、

さきほどのジイさん「坐って食べろ!」まだ10分しか経っていない。

「家内を連れてくる」と言って、ふたたび上の階へ。行ったり来たりだ!!

ともかく支払いを済ませ(ぴったりメール通りの額だった)、パスポートを返してもらい

(今回のイタリア旅行では、どこのホテルでもパスポートの提示を要求された)、テーブルにつく。

ここも例の簡素な食事。カップチーノとアランチャータの注文をするも、

何遍も繰り返さないと持って来ない(ジイさん、少しボケている)。

食堂のところにいた(手伝いの?)オバさんに、明日の朝食の時間を確かめると、

「7時から」と言う。「日曜でもか?」と念を押すと「そうだ!」とのこと。


9時半に外出。コースは cf. 下の市街図 (2010)   

昨日ホテルでバーリの地図をくれたがモノクロ。

きょうはインフォメーションに立ち寄って、カラーの市街図をもらったのだが、

その地図も旧市街の通り(路地) の部分が不鮮明ゆえ、自在には歩けない。

地元の兄チャンが、紙で包んだピッツ(たぶん)を、出前持ちのようにして、歩いてくる。

カッテドラーレの場所を聞いたら、

あとに付いてこい、といった仕草をして、その近くまで連れて行ってくれた。


dalla "Cartina turistica LA CITTÀ DI BARI";
Azienda di Promozione Turistica della Provincia di Bari (2010)

そのあとも、小路を北に少し歩いてから、土地のジイさんに、サン・ニコラの場所を尋ねた。

親切この上もないヒトで、その教会を眺めるのによい場所、教会の由来を記した石のゲートなど、

辺りを熱心に説明して回る。

あとに付いてゆくわれわれには、あまりにも強烈な日差し。しかしジイさんはぜんぜん平気。

こちらはもう耐えられない。

「ありがとうございました、じゅうぶんに見学しました」と礼を言って別れ、教会の中に入る。

カテドラーレでもそうだったが、ここでも結婚式が行われていた。


帰りに Simply Maket ( S ) に立ち寄って買い物。よい品を見つけた。

しかも安い。Dreher 660ml€0.89 (X130¥116) 、イタリア南部産のプロヴァーラ(水牛の乳のチーズ)。

スペック(Speck) は「薫製の生ハム」のことのようだ

(あとで調べたら、ドイツ語由来の由、ドイツならシュペックか。)

新しいワイン、地元 (プーリア州) 産のサレント・ロッソ (Salento rosso 2014: €4.39) も上等。


 気持ちよく夕食。といっても、まだ午後3時。

午後5時か6時には就寝、起きるのは午前5〜6時ゆえ、睡眠時間は12時間、ということになるか?

「世間一般的」ではぜんぜんないかもしれないが、これが、われわれの海外旅行中のパターン。




サレント・ロッソ (Salento rosso 2014)






provola (プロヴァーラ)

&         

スペック (Speck)






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