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5時起床、6時前に部屋で朝食をとる。
今日は8時過ぎの列車に乗る。ホテルの朝食は7時半ゆえ、断っておいた。
天気予報(5チャンネルのmeteo it.) バーリは晴れ、34℃。
08:10発レッチェ行きのフレッチェ・ビアンカ、車内検察があり、パスポートの提示も求められる。
車内サービス(一等車だけの)はビスケ、ジュース、コーヒー、新聞。
コレエーレ・デラ・セーラ(貰うときはいつもこの新聞)をもらっておく。
レッチェまで5時間余りの行程。
乗っていて、ひょいと思いついた:
レッチェは比較的小さな町だから駅のオフィスも空いているだろう。
今回のコースの前半の分の座席指定券は、予め日本で購入しておいたが、
レッチェの駅で、その後半の分の諸々の切符をまとめて買っておくのも手だな、と。
それで、暇に任せて、日程表と各区間の列車運行表を手元に広げて、日付とコースをよく確認しつつ、
番号を付けた。合計で5区間の分。
フレッチャルジェント (Frecciargento)の
窓から見た
プーリア州のブドウ畑
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同上
オリーブの古木
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レッチェに着いた。駅構内を見渡すと、左手に鉄道案内所があり、さいわい空いていた。
用意しておいた紙(時刻表)をめくりつつ、苦労しながら、
30分ほどもかかって、
ようやく、
全行程のうちの残りの分の
乗車券と座席指定券とを手に入れた。
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こちらの、じつに乏しい知識の、
かつたどたどしくて怪しげなイタリア語にも、
嫌な顔ひとつせず、
じつに辛抱強く応対してくれた
(係の)中年のオバさんに、
よくよく礼を言って、駅舎を後にした。
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目当てのホテルまでは、駅の左手、100mほどの距離。部屋はまずまず、エアコンもある。
荷物をおいて買い物へ。
いつものことだが、旅行前に、
Gogle mapsを利用して、
訪問する町のスーパーを検索し、
それら店の概観および
(滞在を予定している)その曜日の
「開店時間」をも調べて
それをプリントアウトしてある。
このホテルの近間にはスーパーが2つあるはず。
手前の店は(開いているはずだったが)閉じていた。
足を延ばして、二つ目の店へ。
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da: google.it/maps
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そこは幸い開いていた。
しかも、ここは肉やが本職の店のようだ。こういう店はわれわれにとっては好都合。
ハム類は(プロシュット)はもちろんのこと、フォルマッジョ(チーズ)も本物が置いてある。
アマトリーチェのハム:プロシュット・アマトリチアーノ IGP と ペコリーノ (おそらく) を購入。
ビールは瓶のもの(Dreher 660ml)しかなかったが
(このときはまだ「缶ビール」を探していたが、このあとはもっぱら「瓶」になった、
ビンならどこの店でも手に入る、しかも量が多くて安いし、味もよい)、
ホテルで栓抜きを借りることにして、Dreherのビン2本を購入。
ホテルのフロントのジイさん(こちとらも同類)に、
「何と言うのか知らないが(瓶を示して)これを開けるものを貸してくれないか?」
すると分かってくれたようで、小さな栓抜きを持ってきてくれた。
「あさって返す。」と言っておいた。
今日の夕食(午後4時)もおいしい。
Dreher 660ml
と
ペコリーノ (Pecorino)
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ワインは vecchia torre (primitivo) 2014
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プロシュット・アマトリチアーノ
Prosciutto Amatriciano IGP
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