Italiaは 真夏 2017 >>
00-1.<< 次はイタリアにするか? >>
去年の暮れ、2017年の旅行の話を出したら、家内は「イタリアへ行きたい」と言う。

ここ3年ほど続けて「フランス行き」だったので、今年も、機械的に、そのつもりでいたのだが、

これは取り止め。

さて「イタリア行」ともなれば、すこし心構えが必要だ。

日々、習慣的にそして機械的に、フランス語の発音練習をしていたのだが、

イタリア語の方は、しばらくほっぽり投げていた。もういささか錆び付いている。

あと半年、身に付かなくとも構わない、急遽イタリア語の練習に変更した。

練習といっても、日々気の向くまま、ときおり声に出してみる、だけのこと。

そして、旅行のコースや日程なども、あれこれ考えてみた。

良さそうな案が浮かんだが、まだまだ余裕がある。

イタリア国内での移動には鉄道を使うので、

イタリアの鉄道トレニターリア (Trenitalia) のサイト http://www.trenitalia.com/ を利用し、

列車の本数、移動時間、乗り換えの有無などを調べた。

例えば、ロ−マ・テルミニから(ほぼ南の端の)レッチェまで、

直通の特急が走っている (フレッチャルジェント 8303 )。



ゆえ、まず一気に南へ下ることにした(乗車時間は、ほぼ5時間半)。

このような「列車の運行状況」を見ながら、コースを定めていった↓。


The route map above: from "Thomas Cook EUROPEAN RAIL TIMETABLE", September 2008, p.287



1都市に2泊づつ、として、日程は以下の通り。




次いで、宿の予約の件。

宿泊については、かつては fax、その後は mail で、ホテルと直にやり取りをした。

去年まで、十数年間、この方法を続けてきた。

まず、Google Maps で、訪ねる予定の町の、駅近くの割安なホテルを選び、

そのホテル宛てにメールを送る(予約の申し込み)。

そして返信のメールを見て、宿泊費が納得できるものであれば、

クレジット番号を(保証のために)知らせ、コンファームをする。支払いは基本的に、キャッシュで現地払い。

ところが一昨年、あるホテルで、現金で支払いを済ませているのに、

同額を、口座からも引き落としをされ、言わば二重取りをされたことがあった。

日本に帰ってから、明細を見て、そのことに気づき、直ちにメールを送った。

しかし、簡単には埒が明かず、何度もメールのやりとりをした挙げ句、ようやく相手が落ち度を認め、

余分に取った分を小生の口座へ戻してくれた、ということがあった。


そして去年、これは大問題。

旅行から、4週間ぶりに自宅に戻ると、

郵便受けに、信販会社のインフォメーションセンターからの封書が入っていた。

緊急に連絡を貰いたい旨の文面なので、電話をすると、

「6月の同一日に三件ほど、ホテルとレストランの請求があるが、その心当たりがあるか」とのことだった。

「心当たりはない」旨を伝えると、

「直ちに引き落としを停止し、かつクレジットカードの番号も変更する」との由。

おかげで、さいわい、事なきを得たけれども、これまで、知らずに、じつに危ないやり取りをしていたわけだ。

これを教訓に、以後、カード番号と有効期限の送信など、

要するにホテルとの「メールでの直取引」は一切やめることにした。


国内旅行の折は、もうだいぶ前から、ホテル予約サイトJaranを利用している。

それで今回の事件?を機に、海外旅行の場合も「予約サイト」を利用することにした。

条件として、「現地払い、予約の変更とキャンセルが自在」のところを求めて、インターネットで検索した結果、

Booking.com が最適と思えた。ゆえ、直ちにこのサイトに会員登録を済ませた。

そして、滞在地ごとのホテルを選び、ブックマークを付け、新しいフォルダ「it.Hotel」に入れておいた。

じっさいの宿の予約は、6、7月になってから、するつもり。


(segue alla pagina prossima)