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予報:21℃、晴ときどき曇り
7時に朝食。毎度のことながら、2日目は選び方も慣れて、ちょうど良い量をおいしく食べ、満足する。
8時半、このホテルは文字どおりの駅前で、チケットセンターまで、ほんの2、3分と、便利がよい。
そしてそこの窓口が朝は空いている。整理券を引くまでもなく、すぐに担当者のところへ。
アンテルシテ(インターシティ)の座席の予約を三つ、TGVの予約をひとつ、合計4種類の券が手に入った。
これで「今回の旅行で必要な」チケット類が全部揃った。
ホテルの部屋に戻り、しばし休憩。
10時半にチェックアウトをして、再び駅へ行く。
予定の列車11h02発のTER8904の発車までは、
まだまだ時間がある。→
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10分前になって、4と出た。乗り込むと、テーブル付きのボックスが空いていた。
こういう席に座れると、
普通列車であっても、快適な旅ができる
(混んでいなければの話だが)。
車窓の景色、やっと青空が見えた。
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乗車時間は1時間半。15分余りの遅れで、アミアン着。
きょうの宿も駅から割と近い。フロントで代金を払う(ここは前払い)。
ちなみに、我々はカードではなく、現地でキャッシュで払うことにしている
(予約時にカードで前払い、というような所も時にはあるけれども)。
それはともかく、このホテルのフロントは事前に(e-mailで)、
「我々が着いてから朝食の時間の交渉をする」という返事をよこしていた。
その旨を言うと、日曜(ルーアンへ向けて、朝9時のTerで出発する日)は8時からにしてくれた。
この宿はキーは持ち歩き、出入りは暗証番号。
少し休んでから、街へ出かける。二年前のうろ覚えだが、カルフール・マーケットを目指す。
その近く、とおぼしき所まで歩いて、通りがかりのオバさん連に声をかけ、尋ねた。
三人目のオバさんが明確に教えてくれた。
言うには「この道をまっすぐ、右手に見えるバティモン・ブロン(白い建物)」とのことで、
かつてと様子が違うようだが、ともかくそこへ行ってみた。まちがいなくCarrefour-Marketだ。
建物がすっかり新しく、近代的になっていた。
シャビシュー・デュ・ポワトゥー(シェーブル)があった。
他にビール1664、Kühneのピクルス、イタリアハムのセット、果物などを買う。
これらの品物をレジのコンベアに並べ、順番を待つ。こちらの番になった。
が、果物にシールが貼っていないことで(秤に載せ品名やグラム数)、レジのネエちゃんにクレームを付けられた。
ゆえ、改めて、それら果物を計りに載せ、品名を選ぶ(するとシールが出てくる)。
それらをペタペタ付けて戻ってくると、それがまた、違ったシールだった。
そのようなモタクタはあったが(これはよくあること)、よい食料を購入できたので、満足して、ホテルへ向かう。
ここのホテルはエレベータなしで、3階(日本では4階)。
それでも、こんもりとした中庭に面し、
かつ窓からの景色がとてもよい。
かなたには大聖堂が見え、
部屋は明るく、かつ実に静かな環境。
その点、申し分なし。
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TVのリモコンがいささか複雑な仕組みで、その操作のし方がよく分からない。
階段を降りて、フロントに行くと、さっきのオヤジ(フロント)の娘さんがいて、使い方を丁寧に説明してくれた。
シェーブルはじつに味のあるものだった。昨日のロックフォールは本物なのだろうが、穏やか過ぎた。
イタリアのハムもうまい。
シェーブル(シャビシュー・デュ・ポワトゥー)
右は半分に切ったもの
Chabichou du Poitou
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プロシュット・クルード(イタリアハムのセット)と
キューネ(Kühne)のピクルス
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