'15年・南フランス行メモ >>
24-1.<< 08/22(土)ポワティエ→パリ >>
予報31℃。実際は32度はある、快晴。

5時起床、6時半に朝食。例の簡素なもの、がこれで十分。

8時半に支払い。メールでのやりとりでは全部込みで50,70€ということだった。

これで十分安いのだが、ビストロのオヤジさんの請求は45,70€。おどろいた。

日本円にすると朝食込みで5、6千円というところ。

ホテルを出て、目の前が駅。09h06発のTGV8372。ラ・ロッシェル始発だった。

ボックス席で、向いの席には老夫婦。パリ・モンパルナスまで1時間46分。座席は快適。

向いの夫婦はドイツ語で会話している。モンパルナスに着く直前に声をかけてみた。

ハノーファーの住人とのことだった。

それで小生は(ハノーファーの近くの)ブラウンシュヴァイクに古い友人がいること等々、

たわいのないことを話し、別れた。

三週間余り前に泊まったパリのホテルに戻ってきた。

フロントで、「支払いは今か? あとからか?」―「では、いま支払う」

(反省、次回からは支払いを「あと」にすべき)。

前払いをして「領収書を(くれ)」と言ったら「あとから」。

部屋に入り、荷物を整理していると電話が鳴る。

「何とかかんとかだからフロントに来てくれないか?

何の用件かよくわからないが、ともかく降りてみると

「あなたは先ほどいくら支払ったのか?」と解せないことを言う。

さらに「今あなたの手もとにいくらあるのか?」何だかおかしな話だが、

「財布を部屋に置いてきた。待ってくれ。いま持ってくる」と言い残して、

いちど部屋へ戻り、財布を手にふたたびフロントに出向いた。

そしてフロント係は、ふたたび先ほどの話の続きを始める。

こちらは早口で喋りまくる相手の意図がよく分からない。

すると、相手はごうを煮やし「英語のわかるあなたの奥さんに代わってくれ!」

(と、家内が英語をわかることになってしまった。)

「いや、私も英語は少し話せる。」

英仏ゴタマゼでの、しばしのやりとりの後、ようやく事の次第が分かってきた。

要するに、相手の話が遠回しなのだ。事の必要上しょうがないのか。

ともかくこちらが50€(札)を余分に払った。つまり175€のところを225€支払った。

そのことの確認だった。

「私は財布には常に200€を入れている。それが今日はこの通り空だ」と、

財布を開いて、中身を見せた。フロント係は了解し、50€札を返してよこした。

これで、ともかくも落着したので

「あなたは正直で、親切なひとだ」と礼を言い、部屋へ戻った。

フロントで初めに「通りに面した方かそれとも裏に面した方がよいか?」と聞かれた。

前回は何も聞かれず、通りに面した部屋をあてがわれた。

われわれは外の音はぜんぜん気にならないが、きょうは、裏に面した方を選んでみて、

小さな中庭に面した静かな部屋のよさに気がついた。

しかも前の部屋よりも広い。

来年は(来年もフランスを歩き回るつもり)予め希望を言ってみよう。

馴染みのラ・ファイエット通り(Rue La Fayette)Carrefour Cityまで、買い物にでかける。

ここは小店ながら

われわれに必要なものが揃えてある。

明日(日曜)は休み。

AbondanceCantal

Ossau Iraty の固まりを各々2個。

各種類のsaucisson sec

2,3本づつ。

あとは今夕のためのビール、

de "
Stadtplan zum Reiseführer, Paris." Karl Baedeker GmbH 1988

フロマージュ(Neufchâtel)Coppa、田舎風パテ、その他を買って帰る。

シャワーを浴びてから、食事。

ワインはアルザスとブルゴーニュ。コッパは良。

ヌーシャテルは初めて、これも良。

定番のPâté de campagneも悪くない。


Neufchâtel

Coppa
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