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予報、20℃、雨・曇り
5時起床、「8時からの朝食」までが長い。8時きっかりに階下の食堂へ。
もう先客がいた。80代のご老人とその奥さん。「妻のコーヒィを熱いのに取り替えてくれ」
宿の女主人が新しいのを持ってくると、「御亭主はどうのこうの . . .?」
―「主人は亡くなりました」―「一人でやっているのか?」―「○○と一緒に」。
老人が、こんどはこちらに鉾先を向けてきた「ヴェトナムから来たのか?」
「いや日本だ」オレの顔はそう見えるのか、と一瞬思ったが、
ヴェトナムは元は仏印(フランス領インドシナ)ゆえ、ありうる質問だ。
が、それ以上、こちらから聞くのは控えた。
かつてシチ-リア行の長距離列車のコンパートメントで閉口したことがあった故。
明日の朝は早出なので、今日のうちに支払いを済ましておく。二泊で96€。えらく安い。
9時半に外出。小雨がパラつき、風も少しある。
そして(ジャンパーを着ているのだが、それでも)寒い。
ヴィクトル・ユゴー通り(rue Victor Hugo)を南へ。右折して、
ゆるやかにカーヴしたジョルジュ・ラサ-ル通り(rue George Lassale)を西へ歩く。
Musée de la déportation(強制収容とレジスタンスの博物館のようだ)のところから南へ。
県庁そしてカテドラール(Cathédrale Notre Dame de la Séde)。
Cathédraleの外見はたいしたことないが、中に入ってみたら、内装が古いままで、
おごそかな感じがし、なかなかよい。
しばし休んでから、アッベ・トルネ通り(rue Abbé Torné)を東へ。
リセの脇を通り、ヴェルダン広場(Place de Verdun)に出て、
それから南下し、インフォメーションに入る。
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de Tarbes Plan Touristique, 0fficde de Tourisme de Tarbes
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地図をもらい、さらに下ってラレイ通り(rue Larrey)を左折(東へ)、
すると左手にHalle Brauhauban(発音はアル・ブロ-ボンか?)とかいう大きな建物が現れた。
どうもマルシェのようだ。「入り口は左」とある。
指示通りにぐるっと回り、北側(の正面入り口)から中に入ってみる。
なかをひと回りして、よさげな店に目星を付けておいてから、一旦そとに出る。
きのうのMonoprixへ行き、洋梨・オレンジ、そして明日用に固めのフロマージュ(コンテ)を買ってから、
あらためて先ほどのマルシェへ。肉屋で大きな乾燥ポークのかたまりを厚めにニ枚スライスしてもらう。
それとパテ・コンパーニュ(カンパーニュ)を厚く切ってもらう(一枚)。
フロマジュリでセル・シェル・シェールをひとつ求める。
マルシェを出た時には、相変わらず気温が低かったが、雨は上がった模様(12時過ぎ)。
予報では「午前中は曇り、午後に雨」だったが、早く通り過ぎたようだ。
マルシェで買ったものを、
ホテルに帰ってから、ゆっくり味わった。
セル・シェル・シェールは、
前に一度スーパーのものを買って食べたが、
それに比べると、香りも味も段違い。
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Jambon de Bayonne
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Paté de campagne
& Selles-sur-cher,
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かの厚めの豚の生ハム(ジョンボン・ド・バイヨンヌ)はじつに大きい。
幅が15センチ、長さは30センチほどもある。味は申し分なし。じつにおいしい。
田舎風パテ、これもよかった。
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