'13年・北イタリア行メモ >>
20-1.<< 8/19(月)ヴェネーツィアひと回り >>
天気:日中は晴れて、31度ぐらい

トリエステよりも、部屋はひと回りもふた回りも狭く、まるで穴蔵、

が、寝ている間、とても静かだった。

朝、目を覚ましたら、もう5時半。

テレビが映らず、天気予報がわからない。

食事は粗末。全体的に品質がよくない。

ジャムもパン類も。アランチャータも。チーズはなし。

パイに挟まっているソーセージもまずい。

フロント係のおネエさんに、今日の天気予報を聞くと、少し雨が降る由。


9時外出。外にガスがかかっている。


ガスにけぶる運河の景色、これも風情があり、良し。

予報に反し、キリも、雲も消えて、10時すぎにはカンカン照りになる。

橋を渡り、魚市場の方向を目指し、サウロ広場(Campo Nazario Sauro)、

サン・ジャコモ広場(San Giacomo dell'Orio)、

サンタ・マリーア・マーテル・ドミーニ教会(S. M. Mater Domini)、ムーティ小路(Calle dei Muti)、

ボッテーリ小路(Calle dei Botteri)と歩いて、

ペスケリーア(魚市場: La Pescheria)に着いたときにはセリはもう終わっていた、

開いているのは、右手の野菜・果物の店だけ。

10年前のときもこうだった。


dalla: VENICE MAP 7, ©AIMON - www.aimon.it


ibid.
リアルト橋を渡り、サン・マルコの西側の小道へ。

連れが(ある店のウィンドウに置いてあるカラフルな)「ガラスの小皿を見てみたい」と言う。

そのガラス工芸店の店の兄チャン、用があるらしく(シエスタにはまだ早い)、

店を閉めようとするのを「ちょっと見せてくれないか」と言って、(いささか強引に)入った。

そのあと他の客には断っていた風。

ムラーノ(Murano)のガラス(小皿風)の色違いのもの4個を求める。


サン・マルコの広場は、例によって、観光客でごった返していた。

広場を横切り、右回りに、いつもの(三度目)のレアーリ小庭園(Giardinetti Reali)へ。

今回はけっこう混んでいた。が、ほぼ日陰のベンチがあり、2、30分の休憩。

あとは運河の外側(東側)の道を、途中スーパーで買い物をしながらホテルへ。


きょうの惣菜も新鮮でおいしい:

ラザーニャ、

グランタン風ポモドーロ(トマト)、

ナポリふうメランツァーネ(ナス)。


同じ名前の品でも、店により、日により、味が違う。

ビールは昨日の品が売り切れ、オランダからの輸入品とかを買うが、よい味だった。
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