'13年・北イタリア行メモ >>
09-1.<< 8/8(木)雨のトリーノ >>
雨のち上がる、24℃

ここのホテルの部屋をきのうは貶したが、けさ食堂に行ってみて、評価を修正した。

まずまず上等な朝食。ハムとサラミとチーズ、それにカップチーノ。

マスターズ何とかのユニフォーム(赤い)を着た老人老女(われわれと同年)で溢れていた。

しかも騒々しい。


8時半ごろに外出。雲行きが怪しい。

ホテル前の道を北へ向かって歩く。ポツリポツリと来る。

道に出てきた老人に「今日のトリーノの天気予報はどうか?」

ひと言「雨だ」

そのとおりに、しとしとと降ってきた。

家内が手提げに折り畳みを2本入れて来た。幸いだった。


東端の広場(Piazza Vittorio Veneto)に出、ポー川(Fiume Po)を眺めてから、

ポー通り(Via Po)を西へ。

カステルロ広場(Pizza Castello)に来たときには本格的な降りになった。

王宮(Palazzo Reale)に入る。「我々は65歳以上」と言うと無料。チケットはよこす。

甲冑と刀剣類がなかなか見事。


from: CITY MAP TORINO

外に出て、婦人警官に映画博物館(Museo del Cinema、ここに展望台がある)への道順を聞く。

近道(G.ヴェルディ通り、Via G.Verdi)を教えてくれたのだが、

雨を避けるため少し大回りをして、さきほど通ってきたアーケード街Via Poに入る。

途中のどこかで左に折れるだが、その曲がり角がよくわからない。

地元のひととおぼしき母娘に聞き、たどり着いた。

塔に上がる(エレベーター)券を買う。これにも老人割引。

ところが上がったら、外は(吹きさらしの回廊)土砂降り、

あげく稲妻が光り、耳をつんざくような雷鳴。

もう外に出る気にはならない、景色はどうでもよい、エレベータのドアの前に留まっていた。

ここには少しひさしが掛かっている。

どこかの奥さん「あなたは怖いのか?」

ただ濡れるのが嫌なだけなのだが、せっかくだから「そうだ、怖い」と言っておいた。

ここの建物はシネマ何とかといい、下の階には休憩できる場所がある。

そこで20分ほど休んでから、外に出てみると、青空が見える。雨はあがっていた。


ドゥオーモは、まあ並。

レプーブリカ広場のマーケット。ガイドブックには

「ここは庶民的な広場云々」とあるが、こういうものを庶民的というのかどうかはギモン。

ドヤ街に等しい、と言っては語弊があるかもしれないが。


ミラノ通り(途中からSan Francesco d'Assisi通り)を下り、

サンタ・テレーザ通りとの交差点で左折して、すぐ右手に、昨日のスーパーCarrefour。

ターキーの大きな一枚のフライ、 12.67のキャンティ何とか、缶ビール、くだものetc.を買う。

ここのスーパーの店員は応対が親切。

レジでは「サケットは?」(と縮小形、サッコではズダ袋か?「いや、持っています」

タッキーノの大きなフライはおいしく、ペロッと食べた。
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