'13年・北イタリア行メモ >>
06-1.<< 8/5(月)ボローニャからパルマ往復 >>
今日の予想気温は35度。朝食は7時から。

サラミ、ハム、ジャム、チーズ、ヨーグルト、パンともに良。カップチーノもよい味。

これで一泊55€(二人部屋)というのだから申し分ない。

8時にホテルを出る。08:28Regional Veloce(快速)。所要55分。

駅前からパオロ・トスキ並木通り(Viale Paulo Toschi)を南へ下る。

ピロッタ宮殿(Palazzo della Pilotta)の裏から東へ抜け、ガリバルディ通り(Via Garibaldi)に出る。

この先の方の左手にインフォメーションがあるはず。

通りがかったオバさんに場所を教えられたが、違っていた。

立ち話中のオジさんを見かけ、聞くと「この先の角を左へゆくと右手に」

あったけれども閉まっている。

近間にいたおまわりに尋ねると、ただ「ここは閉まっている、なぜだか分からない」

しょうがないな。

張り紙をよく見てみると「ガリバルディ広場に移転しました」とある。合点した。


dalla "Pianta della città, Parmap 2013"

ドゥオーモに入り、また西に(G通り)に戻り、マドンナ・デラ・ステッカータ教会を見てから、

G広場に出た。インフォメーションはすぐに分かった、が、閉まっていた。

「日曜日は13時から」とある。これではダメだ。地図はもらえない。

すると、通りがかった自転車のおジイさん「何を求めているのか?」

それで事情を話すと、スタスタと裏手からオフィスに入り、掛け合ってくれた。

手招きで「入ってこい」という仕草をする。入ると、パルマの地図を係員が渡してくれた。

自転車のおジイさんに、よくよくお礼を言う。

町はだいたい見終わった。

どこかに腰をおろし、軽く食事をして帰ることにしよう、と思うが、

教会のところはオコモさんばかり。

北の方向へ適当に歩くと、塀に囲まれたこぎれいな庭園が左手に見えた。

学生とおぼしき若者たちが腰掛けて休んでいる。そこに我々も混ぜてもらって、一休み。

Giardini di San Paolo(サン・パオロ庭園)というところのようだ。

そのあと通りに出て、北へ向かう。

駅へ至るはず、と思って歩いてゆくとガード下になる。上は線路。

あわてて、通りがかった学生らしきひとに聞くと、駅は「そこを右に曲がってすぐ」。

われわれはガリバルディ通りを北へ向かっていた。さいわい大回りをせずに済む。

11:58Regionale(11419)でボローニャへ。


コープに立ち寄って、ワイン、惣菜、ビール、ピクルス、リンゴ、アランチャを買う。

レジのオバさん(太りじし)はえらく無愛想、ま、こんなものだ。

タッリアテレ・ラグーとメランツァーネ・シチーリアーネ(4.9€2.35€)はうまかった。

Rosso Bologna 9.39€、若いワインだが、味よく、これでじゅうぶん。


以前は、旅行中、20€前後(これぐらいの値段がまともなものと思い込んで)のものを

チビリチビリ飲んでいた。

その後、あるとき、日本のある酒屋スーパーで、たまたま、

スペイン産の安ワイン(880円)を見つけた。銘柄はMayor de Castilla, Cosecha 2011

コセチャとはボジョレ・ヌヴォーのようなものかと(勝手に)思っているのだが、

これがまた、けっこういい味。最近、この11年のものが品薄になってきた。

そして、どういうわけか、2012年ものを(ボジョレの発売時期とは大違いで)いまだ見かけない、

(と思っていたら、じつはすでに5、6月ごろ、12年のものが出ていた、気がつかなかっただけ。)

ともかく、1,000円を割るぐらいのワインであっても、ときに良い味の銘柄がある、

ということが分かった。

(まあ、この値段では、一般的に、味はいまいち、試し飲みをしつつ、良いものを探す)


今回の旅行でも、ある同じ銘柄のキャンティ・クラシコの2010年のもの

(値段は、町により、また店により6から9ほど)がおいしく、

今回の旅行中に、毎夕、少し多めに(といっても150200ccぐらいか?)飲んだ。

3日に1本は買い、それを持ち歩いた。
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