'13年・北イタリア行メモ >>
02-1.<< 8/1(木)ローマ >>
ローマの天気、晴。気温は32度ぐらいか?

きのうのフロントは「朝食は7時からでもOK」と言っていたが、7時半からだった。

簡素なものだが、ジャム、レバーや肉のペイスト各種、ヨーグルト、アランチャータなど、質は良。

カップチーノはマシンだが、うまい。おかわりをした。パンもよい。

9時に外出。出がけに、フロントに

「紛失した荷物が、われわれが外出しているあいだに、届けられたときは、

受け取っておいてくれるか?」を聞くと、

「何の問題もない」との言。

きょうは、これまで歩いていない北の方角(北北西) を目指す。

共和国広場 (Piazza della Repubblica) を過ぎ、

9月20日通り (Via XX Settembre) に出てまっすぐ、ピア門 (Porta Pia) へ。

と、そこまではよかったのだが、そこからもう少し北へ上がり、

そして通行人に何度も聞きながら、ボンコンパーニ通り (Via Boncompagni) にはなんとか出たのだが、

そこから ヴィラ・メーディチ (Villa Medici) の方向へ行こうとするも、

さらに数人のひとに方向を聞いたのだけれども、

手元のすこしデフォルメされた地図のせいもあり、堂々巡りになってしまった。

それでメーディチ行きは諦め、予定を変更して、

わかりやすくて、また人にも聞きやすいスペイン広場(Piazza di Spagna)を目指すことにした。

それでも二度も聞き、何とか、広場の上、

スペイン階段の最上部のオベリスクの立っている、それほど広くはない石畳みの広場

(トリニタ・デイ・モンテ教会の東) にたどり着いた。


The city maps above :
from "Baedekers Allianz-Taschenbücher, Rom."
Druck: Mairs Graphische Betriebe / © Hallwag AG, Bern

ちょうど日陰の、坐るのに具合のよさそうな大理石のベンチ (?) があったので、

そこに腰掛け、一時間ほど骨休め。

パンを少しとジャムとレバーペイスト、これで十分。



ここからの帰りは一本道、システィーナ通り(Via Sistina)を南東の方角へ。

通り名は途中で変わり、最後はVia Agostino Depretis

馴染みのマッジョーレ教会のところまで、ものの2030分だった。

この一角 (南西) にインフォメーションがあるはず。

そこで「地図を一枚」と思ったのだが、閉鎖されて (潰れて?) いた。

東の角の大型スーパーSma (ズマ) で、ワイン、ビール、サラミ、果物、ピッツァを買う。

あとで気がついたが、瓶詰めのピクルスを買うのを忘れた。


午後1時すぎにホテルに戻る。と、紛失した荷物が届いていた。



中身を点検、何も無くなってはいなかった。

Che fortuna !!

これでふたたび、「予定通り、二人で、いつものペースで」旅行を続けることができる、というもの。

きょうは「お祝いだ」ということで、少々多めに、飲み食いをした。ワインもうまい。

Alitalia がくれたトラベルセットの中に男ものの「薄手の白い綿のTシャツ」が入っていた。

これがまた「着やすく」て、旅行のあいだ、 (小生にとっては大きめなので)

パジャマの代わりにした。


あげく日本に帰ってからも利用している。連れは「黒いポーチが使いやすい」と言っている。

Alitalia の手荷物アシスタンスは謝罪とアンケートを求めるメールをよこしていた

(日本に帰ってから見た) 。




もちろん、アンケートに答えるのは面倒ゆえ、返信はしなかった。

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