快晴、
32℃。
この日はアンスバッハをぶらつくことを予定に入れていたのだが、
きのう見た印象では、退屈そうな町なので、方針を変え、ローテンブルクへ行くことにする。
朝食は8時から(土日は8時)、遅い。
やっと時間になった。品数はそう多くない、が、味は上等。
各種のハムをおいしく食べる。パンも出来たて、めずらしい。コーヒーもうまい。満足。
8時
45分ごろ、
9:10の列車に乗るべく駅へ。
ライゼツェントルムでローテンブルク往復の切符を買うつもりが、
日曜日で、開くのは12時から、との表示。自動販売機の前には数人、並んで、順番待ち。
列の先頭の若者が、5
€札のしわを伸ばして入れ直しを繰り返し、
10分以上も手こずっている。
後の連中はおとなしく待っている。文句は言わない。
券売機に四苦八苦しているひとを何度か見かけた、小生だけではない。
それにしても、このようなテンポでは、今日、9時の列車に乗ることは、とてもできそうにない。
ま、次の列車でいいか、気長にいこう。
そのとき連れが「駅員らしいひとが後ろを通りすぎたよ」と教えてくれる。
代わりに列に並ばせて、こちとらは駅員の後を追いかけ、売店のところで声をかけた。
「じつはローテンブルクを往復したいのだが、ごらんのとおりの長い列で、
チケットを買うのがむずかしい」その旨を言うと、
「あとに付いてこい」と言って、スタスタ駅の外へと歩き出す。
いささか怪訝に思えたが、ともかく、付いてゆく。
と、そのひとは通りに停めてあったDBのバスに乗り込む。
運転席に坐り、脇の券売機をいじってから、
16.20€と言う。安い!
代金を渡しつつ、「ローテンブルク往復、大人ふたり(分)の切符?」と念を押す。
「そうだ」と、DB Frankenbus 発行の
チケットを1枚よこす 。
Tages-Ticket Plus とある。
(あとでわかったことだが、
家族用の割安な往復切符らしい。)
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9:10の
RE 58108、シュタイナハで乗り換え(連絡はよい
)、
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aus: Auskunft von DB
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ローテンブルク
09:49着。雲ひとつない真夏の陽気。
レーダートーア(門)から旧市街に入り、マルクトプラッツ(広場)へ。
インフォメーションで地図をもらい、ラートハウス(市庁舎)の塔に登る。見晴しは良。
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aus: Kleiner Stadt(ver)führer - mit Stadtplan - Rothenburg Tourismus Service
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ついで北の端(西寄り)へ向かう。クリンゲンバスタイ(堡塁)、ここから左へ。
城壁を回る。
3.5キロぐらいだろうか。
途中(途切れるところがあり)いちど降りざるをえなかったが、ほぼ一周できた。
ラートハウスの場所に戻り、帰りがてら、
シュネーバル(雪玉)のオリジナルと
マルツィパンのタイプを
ひとつづつ。
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ワイン屋があった。入って「ドイツの赤がほしい」と言うと、
地元のフランケンヴァインを並べてある棚を示し、「標準のもの」を試飲させてくれる。
「特殊なもの
(鹿肉や○○肉を食べるとき、
という説明)」
をも味見させてくれ、と言うと、
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ちょっと間があったが、栓を開け、飲ませてくれた。このクセのある方を一本もらう。
値段は
10€そこそこ。
帰りの列車はローテンブルク発
13:09。
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aus: Auskunft von DB
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午後2時前、アンスバッハの町に降り立つ。まるっきりひと気がない。
炎天下、この町を歩くのをやめにしたのは正解、の感。
かのフランケンヴァインの赤、ホテルで飲んだが、ベストの味。