'12年・ドイツ行メモ >>
07-1.<< 8/6(月)雨に煙るハイデルベルク >>
日中22、3度。7時に朝食。

ハム・ソーセージ類は揃っていた。コーヒーはセルフサービス。味はよくない。

ここは85€ (二人で)、明日は89€。食事は値段相応というところ。

9時前に外出。

ビスマルク広場のところからメインストリート(ハウプトシュトラーセ)を

東へ1キロほど歩いて、

市庁舎脇で右折、少し先に城へ至る階段、それを上がる。

上からの景色は悪くはなかったけれども、あいにく、雨が降ってきた。

気温も低い。カッパを着て傘を差す。

aus: "Auszug aus dem Amtlichen Stadtplan", Stadt Heidelberg Vermessungsamt
滑りそうな足元に注意を払いつつ、階段を降り、

ル・テオドール橋(アルテ・ブリュッケ)の方へ。

橋を渡って、対岸の階段をも登るつもりだったが、雨脚がやや強くなってきたので、中止。

橋の途中で引き返し、ハウプトシュトラーセに入り、

連れが目を付けていたマークの店で、ミニサイズのナイフを幾本か購入、

ついでファーストフードの店で、ハムをはさんだパン、

もう少し歩いて、ニシンを挟んだもの(ビスマルク・バゲットとあった)、

スーパーにも立ち寄って、(スペインの)サラミ、

ミクスト(数種の具入り)ピクルス(白ワインヴィネガー漬け)、

果物類、ビールを買い、

まだ午後1時を過ぎたばかり、

だけれども、

今日の散歩はこれでおしまい。


ビスマルク・ヘーリングとはニシンの一匹を開いて、

骨を取った、一種のマリネ(酢漬け)だった。

オランダでしばしば、そしておいしく食べた

(ごく薄い塩漬けで、ほとんど生の)ニシンではなかった。


ホテルに戻ってまもなく、窓から見ると、雨も上がり、明るくなってきた。

が、もうきょうは外には出ない。

さて、この部屋のテレビは映らない。

安めの宿だからと昨日はがまんをしたのだが、今日は、早く帰って来たし、退屈だ。

フロントに申し出た。すぐに来ないので、催促したら、スタッフの一人がやって来た。

あちこち調べてから、ケーブルの差し込みを抜き、ソケットのところを眺めていた。

とつぜん、それバラし始め、何かをほじくり出している。

「どうしたのか」と聞いたら、

「なかに紙がぎっしり詰まっていた」とほじくったものを見せる。

固い紙をちぎってソケットに詰め込み、接触不良にしてあったようだ。

「誰がそんなことをしたのか」―「客の誰かが、酒を飲んで悪戯をしたんだろう」

シャワーの湯が今日は出ない。

初め、ぬるい湯が少しは出るが、すぐ水になってしまう。

少し経ってからやってみたが、変りなし。

3時過ぎ、(三たび)試してみた。やっと、もともなお湯が出てきた。

きょうはシャワーを3回も浴びた。
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