'12年・ドイツ行メモ >>
00-1.<< 旅行の準備、あるいは単なる前置き (Fortsetzung) >>
今回は経路をどうしようか? 

ドイツは鉄道路線が縦横無尽に走っているので、どういうコースを取るべきか、

にわかには思い付かない。

ミュンヒェン出発で、右回りに、大まかに、かつ適当にコースを描いてみた。

ついでドイツ鉄道(DB=JRみたいなもの)のHP <http://www.bahn.de/p/view/index.shtml> で、

出発駅と到着駅を(日付けも入れて)打ち込み、運行状態を調べてみた。

DB のホームページはよく出来ていて、

具体的に列車番号と発着時間、乗り換え駅、すべての番線、

細かい経路図や駅構内図も載せていて、至れり尽せり。

とても検索しやすい。

サンプル 1 


(路線図の一部分)

ミュンヒェン-

アウクスブルク間

aus: DB Streckenkarte Bayern (pdf)

サンプル 2 


エアフルトからアンスバハへ行く場合、

例えば

エアフルト発 09:17 ICE に乗ると、

乗り換えは2回

(フルダとヴュルツブルク)

aus: DB Kartenansichten für Ihre Reise

コースが妥当か、無理があるか、をも含め、表示は一目瞭然。

おかげで、詳細にコースを決めることができた。

ドイツの鉄道は、イタリアと比べると、はるかに便利がよい

(イタリアはいかんせん、列車の本数がとても少ない)。



Das Eisenbahnnetz oben u. unten: aus
"Thomas Cook EUROPEAN RAIL TIMETABLE",
September 2008, S.364-365



今年は早めに候補の宿を選んでみた。

例によって、できるだけ駅に近く、リーズナブルで、食事付き、メールアドレスのあるところ。

泊まる予定の町の数は12箇所。6月5日の夕方、まとめて、一斉に、予約の申し込みのメールを送信した。

翌日に見たら、8軒からOKが来た。

折り返し、コンファームのメールを送り、

返事をよこさないところはキャンセルのメールの用意をし、

別な候補へのリクエストのメールと、同時に送信した。

テューリンゲンの宿からは、その日は結婚式の客であいにく全室が塞がっている、とか、

どこだったか「その期間は夏の休暇中」と断ってきたり、

ハイデルベルクの宿から、コンファームをした後に、よく理解できないメールが来た。

「日曜日は(ここには日曜に到着の予定だった)

午後2時以降に、key-boy にコード番号を打ち込んで鍵束を取り出してくれ云々」というもの。

key-boy をインターネットで調べたら、「自動鍵配給機」なるものらしいことがわかった。

しかし、よくよく考えてみれば、午前中に着くと、宿には荷物を預けられない、

これでは不便極まりない。ただちにキャンセルのメールを送る。

ともかく、徐々に片付いては行ったが、ウルムの宿がなかなか決まらない。

4つ目のメールで、やっと承諾の返事がきた。

115ユーロ、ちょいと高めだが、駅から400mぐらいなので便利はよい。

OKの返事を出し、これですべて埋まる。

メールを送り始めてから、もう6日も経った。
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今年は、一時、1ユーロが96円台のときもあり、いまは、97、8円。

いずれにせよ円高、ユーロ安。個人の旅行者にはありがたい。

ジャーマンレイルパス(ツイン、1等、10日)は、3年ほど前のパンフでは¥99,800。

今回、インターネットで購入したのだが、¥74,600 だった。
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以下のページのメモは、とても旅行記とは言えない、ほとんど個人的備忘録。
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