'11年・北イタリア散策 >>
09-1.<< 8/10(水)8年ぶりのヴェネーツィア(Venezia) >>
 閑話休題


ミラーノのホテルの朝食はマトモなものだった。サラミ、ハムがうまい。カップチーノもよし。

ミューズリも、アメリカ風のチップスではなく、ほんもの(穀粒)。

よいホテルだった。これで 70€ とは格安。

同じ1泊 70€ なのに、居心地も食事も、ジェーノヴァのホテルとは格段の差がある。

1泊だけなのが残念。

9:35 EueoStar。番線の表示が 15分前。席は 14 15。この番号は一番前の2列の席。

客は三々五々で、快適な旅。


12時過ぎには宿に着く。ここも例によって駅からすぐ。

フロントの兄チャン、最初に「英語で話しましょうか」

「いやイタリアではイタリア語を話したい、難儀なんだけれども」―「ではゆっくり話します」

このホテルからの返信メールに

In caso di pagamento in contanti potremo applicare uno sconto del 10% sul prezzo della camera.

とあったので、「現金のとき 10% 引きとあるが、ほぼいくらになるのか?

計算器をたたいて「二泊で 207€ 」―「いま払うのか」―「あさってでよい」

「ヴェネーツィアは初めてか」―「8年前に来た」

助動詞を間違えたら丁寧に訂正をしてくれた。

「きょうはスーペリオーレの4人用の部屋で、あしたはふたり部屋に移ってもらいたい」

「いやスーペリオーレではなくスタンダルドにしてくれ」―「値段はスタンダルドのままでよい」

シャンデリアがぶら下がり、食卓が付いた広々とした部屋。ダブルベットが二つ置いてある。


地図をもらい、散策に出かける。

カナール・グランデ(大運河)の北側を歩いてみることにした。

途中、サン・ジェレミーア広場の手前右手に、かつて三泊したとき、

連日立ち寄ったソウザイ屋がまだあった、がひとは替わっていた。

並べてある品が変哲もないものになっていたが、ワインはいいものを置いている。

リアルト橋までまで行き、

ここで今日は戻ることにする。

アポストリ教会 (SS.Apostoli)

近くのピッツェリアで、

ロル・ピッツァというものが

並べてあった。

サラーメとモツァレラと

ユッコラが挟んである。

珍しそうなので、

ひとつ貰う。

ちょっと。


フェリーチェ教会(S.Felice)脇に

大きめのスーパー。

ビール、果物、ピクルスを買い、

「袋をくれ」と言ったら、

10チェンテージモ取られた。

dalla:
«mappa di Venezia» of www.premiertaxfree.com

道は観光客でごった返している。小店をのぞくと、ビールはスーパーの2ないし4倍の値段。


かのロル・ピッツァなるものは、量は十分、そしてとてもおいしかった。
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