'11年・北イタリア散策 >>
08-2.<< インテルメッゾ >>
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さて、まったくの余談になるが、

いつもの試行錯誤の長旅から帰り、気持ちの上でひと段落してから、

持ち歩いていた小型のノートのメモを頼りに、なるべく記憶の薄れないうちにと、

パソコン(10年以上前に購入したMacOS9.2 PowerBook)を打ち始めていた。

ホームページの作成にはアドビの GoLive4.0 LiveMotion というものを使っているが

(いったん馴染んでしまったものからは、なかなか脱皮ができない)、

このソフトは

古いパソコンでしか

動かない。


そして、


インターネットへの接続には OS10.4のPowerBook を使い、もろもろの検索やメールのやりとり、

さらに HP用のファイルや画像のアップロードをしている。

旧型の9.2 では(ダイアルアップのときはできたが)光通信への接続がうまくゆかない。

8月末、旧型を使ってジェーノヴァあたりのことを打っていたころ、

新しい型の方が(とはいっても買ってから6年も経つ)とつぜん動かなくなった。

あらゆる手だてをしたがダメ。

電源の on-off だけはできるが、あとはウンともスンともいわない。

修理をしてもらおうとアップルに電話をかけ、量販店の修理部門にも問い合わせてみたが、

みなに断られた。

じつは 2.11 の震災のとき、

棚からプリンターがこのノートパソコン(ふたは閉じていたが)の上に落ち、少しへこんだ。

それが致命傷だったのかもしれない。

そういえば、その後の動作が、どこか不安定だったような気もする。

手持ちの諸々のデータは、手動でだが、時折、

外付けのハードディスクにバックアップしている。

この前は、幸い、7月の半ばに更新をしておいた。

失ったデータはその後の分だから、ほんの僅かにすぎない。

これぐらいは、やむをえない。諦めがついた。


即、近くの中核都市の量販店にあらかじめ電話をかけ、製品を確認してから赴いて、

値切りの交渉をし MacBook Pro (OS10.7) を購入した。

その際、メモリを増設し、外付けHD も容量の大きいのを買い足した。

持ち帰ってから少し間を置き、徐々に、設定に取り掛かった。しかし、ずいぶん勝手がちがう。

苦労をしながら、それでも何とか設定ができた。

インターネットにつながり、メールも使えるようになった

Eudora は動かないので MacMail に替えた)。


あと残ったのはFTPサーバへファイルをアップロードする方法。

これまでシェアウェアの fetch というファイル転送ソフトを使っていたのだが、これが開かない。

やむをえず、手持ちの Dreamweaver(CS3) を起動させようとしたが、これもダメ。

それで fetch の配付元にアクセスしてみた。

すると英語のベータ版 (5.5.2Jb2) というものが載っていた。

その版にヴァージョンアップし、試してみたところ、うまいこと繋がった。これでまずはひと安心。

手持ちのソフトの大半が OS10.7 では動かないことがわかったが、

これは結局のところ、どうしようもない。

まさに「プラスチック類のゴミ」になってしまった。

さて、普段の作業をどうするか? ひょいと思いついて、マイクロソフトとアドビにアクセスした。

MS Office Photoshop の体験版(OS10.6 用)というのがあったので、

ダウンロードし、インストールしてみた。

するとスムーズに動く。これならじゅうぶんに使える。

この二つがあれば、たいていの用は足りる。一件落着の感。

試用期限の30日以内に(ヴァージョンアップ版を、なるべく値段の安いショップで)購入しよう。
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