'10年・シチリアとプ−リアへの旅 >>
09-1.<< 8/10(火)カルタニセッタからパレルモ >>
朝、7時前に、部屋で食事を済ませ、7時40分に出発。

8時23分の列車。一両だけで、ガラ空き、が途中から、だんだん席が埋まる。

ロッカパルンバで乗り換える。

今度は、5、6両の列車だが、席はほぼ埋まっている。

何とか座ることができた。

途中のテルミニという駅(海水浴場がある)であらかた降りる。

パルレモに着いた。構内の店で、パニーノを買う。

駅前広場から北へ大通り(ローマ通り)が伸びているが、

その一本左、マクエダ通りを北へ。

途中で通り名を確認し、少しゆくと、頭上に小さくホテルの看板が見えた。

しかしこの通りに面しているのは壁だけで、入り口らしきものはぜんぜん見当たらない。

この先にあるという意味かと思い、

見かけた交通取り締まりの警官のうちの若い方に声を掛け、ホテルの所番地を告げた。

しばし考えていた風だが「もっと先(北)の通りまで行け」という。

それで、4、50mほど先へと歩いてみたが、どうも腑に落ちない。

連れを待たせて、もういちど前の看板が見えた場所に戻り、

辺りをよく見ると、東へ入る小路がある。

入るとすぐ、左手の壁に小さく「○○ホテル(3階)」とあった。


ホテルで簡単な昼食を済ませ、それから町をざっとひと巡りする。

バンディエーラ通りの市場は、衣料品を扱うバッタ屋だけ。

ヴッチリアの市場も、果物と野菜、魚があり、

先ほどよりはましだが、ぱっとしない。

「もう昼過ぎ」というせいもあるか。

ローマ通りを駅の方向へと戻る。駅前広場で右に折れ、西へ。

インターネットで予め調べて、印を付けておいたスーパー、を捜す。

たしかに、あることはあったが、小店だった。

それでも缶ビールがあったのは幸い。

ビンはよく見かけるが、カンが少ない。

アランチーノの丸と四角とがあった。「違いは何か」―「同じだ」

まるいのを指して「ひとつくれ」

包みを貰って気がついたが、ふたつ入っている風。まあよかろう。

ホテルで開けたら、四角と丸。各々1個と勘違いしたのか。

割ってみた。中身は、店員が言ったとおり、ハムとモツァレッラと同じだが、

四角はパン生地、丸がライス。

テレビを見ようと、リモコンを押すが、映らない。

あまりいじって壊すとまずい、やめにした。
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