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朝、7時前に、部屋で食事を済ませ、7時40分に出発。
8時23分の列車。一両だけで、ガラ空き、が途中から、だんだん席が埋まる。
ロッカパルンバで乗り換える。
今度は、5、6両の列車だが、席はほぼ埋まっている。
何とか座ることができた。
途中のテルミニという駅(海水浴場がある)であらかた降りる。
パルレモに着いた。構内の店で、パニーノを買う。
駅前広場から北へ大通り(ローマ通り)が伸びているが、
その一本左、マクエダ通りを北へ。
途中で通り名を確認し、少しゆくと、頭上に小さくホテルの看板が見えた。
しかしこの通りに面しているのは壁だけで、入り口らしきものはぜんぜん見当たらない。
この先にあるという意味かと思い、
見かけた交通取り締まりの警官のうちの若い方に声を掛け、ホテルの所番地を告げた。
しばし考えていた風だが「もっと先(北)の通りまで行け」という。
それで、4、50mほど先へと歩いてみたが、どうも腑に落ちない。
連れを待たせて、もういちど前の看板が見えた場所に戻り、
辺りをよく見ると、東へ入る小路がある。
入るとすぐ、左手の壁に小さく「○○ホテル(3階)」とあった。
ホテルで簡単な昼食を済ませ、それから町をざっとひと巡りする。
バンディエーラ通りの市場は、衣料品を扱うバッタ屋だけ。
ヴッチリアの市場も、果物と野菜、魚があり、
先ほどよりはましだが、ぱっとしない。
「もう昼過ぎ」というせいもあるか。
ローマ通りを駅の方向へと戻る。駅前広場で右に折れ、西へ。
インターネットで予め調べて、印を付けておいたスーパー、を捜す。
たしかに、あることはあったが、小店だった。
それでも缶ビールがあったのは幸い。
ビンはよく見かけるが、カンが少ない。
アランチーノの丸と四角とがあった。「違いは何か」―「同じだ」
まるいのを指して「ひとつくれ」
包みを貰って気がついたが、ふたつ入っている風。まあよかろう。
ホテルで開けたら、四角と丸。各々1個と勘違いしたのか。
割ってみた。中身は、店員が言ったとおり、ハムとモツァレッラと同じだが、
四角はパン生地、丸がライス。
テレビを見ようと、リモコンを押すが、映らない。
あまりいじって壊すとまずい、やめにした。
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