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06-1.<< 8/7(土)カターニア散策 >>
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今回の旅では、これまで品数が貧弱だったが、
ここの朝の食事は、ハム、ソーセージ、薄切りのチーズ、オムレツなど、
いちおうは揃っている。
ただし、コーヒィだけ、これは肝心なのだが、残念ながら、並み以下。
9時に、いちどホテルを出て、パン屋、小型スーパー、駅の軽食堂、と廻り、
食料とビールを仕入れる。
それらをホテルに置いて、改めて外出する。
ホテルでもらった地図を頼りに、
南の公園(ピアッツァ・デイ・マルティーリ)まで下り、
それからヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りを西へ向かう。
テアートロ・ベルリーニにちょっと立ち寄り、ドゥオーモ広場へ。
ワイン屋があった。
今日は、シチーリア産の赤を買い求める。
城の方へ下ろうと思ったが、市が立っていて、大勢の買い物客でごった返している。
ここを通り抜けるのは難しそう。
城へゆくの取り止めにして、クロチーフェリ通りを北へ向かう。
この通りの雰囲気は、落着きがあり、なかなかよろしい。
格調高い町の感じがする。
きのうは早まってけなした。訂正する。
途中から一本左手の道に上がって、道なりに行けば、ベッリーニ公園のはずだが、
いささか勝手が違って、わからない。
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土地のオジさんが
いたので
聞くと、
この先の門は
閉じているから
「右手(東への坂)を
下って、ついで左へ」
と言う。
下に降りてから
もう一度
お年寄りに聞く。
斜めの道を指して
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citavo la pianta della città: "citymap / catania a cinque sensi"; www.ctmap.it
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「上へ行けばそこに入り口がある」
ふたたび元の道の延長の方へ上がる。
が、やはり、先に言われたとおり、そこの門は閉じていた。
またもや東へ降り、大きく左回りに迂回して、ようやく入り口が見つかった。
ところが、これほど苦労して辿り着いたのに、入ってみると、
公園の大部分が、板塀で覆われて、立ち入り禁止になっていた。
大きな改修工事のさなかのようで、
わずか、この東側のほんの一部分だけが解放されていた。
ともかくベンチでひと休み。ビールとアランチーノで昼食。
あとは、地図を頼りに、南、東(途中にマーケット)なお南、東と曲がりながら、
裏手からホテルへ至る路地にぴたりと出た。
もらった地図はじつに役に立った。
小さな道も省略せずに、こと細かに通り名が記してあるのがよい。
日本のガイドブックの地図は大まかだ。
裏手からの道は、周りの建物が荒れていた。空室、閉じたシャッター、崩れた壁、
そしてわれわれの投宿したホテルだけが、外見はまわりと似たものだが、
内部はまともでしっかりしている。
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