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朝食も2度目になると、パンとジャムとチーズだけでは、やはり味気ない。
9時にチェックアウト。駅まで、30分弱。
このような長距離は次からは止めにしよう。
10:30 発の IC は座席の予約が必要かどうかを聞くと、必要とのこと。
発車まではまだ1時間もあるが、列車はすでに1番線に入っている。
しばしホームで時間を過ごしてから乗り込む。カターニアまでは、1時間と少し。
カターニアの駅に鉄道案内所があった。
あさっては日曜日なので、エンナへ行くための列車が走っているかどうか、確認をする。
運休するものがかなり多いが、このアグリジェンド行き(エンナを通る)は
「だいじょうぶ、運行している」とのこと。
駅前のホテルはすぐ見つかる。
まわりはいささか雑然とした感じだが、ホテル自体は、造りがわりとしっかりしている。
天井が高い。
昼食後、町へ。市の中心への道だけを確認する。
時間帯のせいだろう(午後2時すぎ)、ほとんどの店が閉まっている。
駅舎の方へ行ってみる。軽食堂が併設してある。
そこで、生ハムとモツァレッラを挟んだパニーノ、それにアランチーノ、
缶ビール2本を手に入れることができた。
この町は、まだよく見たわけではないが、きょうのところは特に何もないところという印象。
ワインとビールと生ハムで満足感をおぼえる。単純だが。
ひと眠りして、ハタと気がついた。フロントにパスポートを預けたままだった。
時間を見たら、もう夜中の12時。
だが、大事なものゆえ、シャツを着、靴を履き、返してもらいにゆく。 |
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