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離陸してから2、3時間ぐらい後だったろうか、メインの食事が出た。
日本食かイタリアンかと聞いてきた。
ふたりとも(小生と家内)イタリア食を選んだ。正解だった。
じつにおいしい。赤ワインもなかなかよい。
着陸の1時間前に、軽い食事が出た。これも申し分ない。
赤ワインは4回、ビールは2回もらった。
そのせいか、食事をしてないときは、ほとんど眠っていた。
どうしてこんなに眠いのか、われながら不思議だ。
フィウミチーノ空港には 19時10分に到着した。
そのあと預けた連れの荷物が出てくるのを30分以上も待つ。
空港駅で、切符を買ったりしているうちに、
テルミニまでの直通の電車(20時7分発)は出てしまった。
次の20時37分発の電車まで、しばしホームで待つ。
刻印機の反応がにぶい。左端に寄せて押し込むと、反応し、刻印される、ことがわかった。
他人にも聞かれて、こつを教えた。
やっとテルミニに着いた。
前回来たときと同様、駅の出口まで、かなりの距離を歩かされる。
つい近道をしようと地下への階段を降りかけ、土地の若いひとに間違いを正された。
改めてホームの端まで歩き、左手の「ジョリッティ通り」の側の出口から外へ出る。
テルミニを出てから辿る道のことは、google maps の street-view で下検分をしておいた。
「向かって右の角にバール、左の角の手前には新聞スタンド」だったが、
事実もまさにその通りであった。
ただ電車の軌道だけ、もうなくなっていた。取り外したばかりかと思う。
外したあとに埋めたアスファルトが、ま新しい。
予定の道を進む。2本目の角(右手前)の建物にはホテルが数件入っているはず。
宿の名前はすぐに見つかる。
ブザーを押し、間をおいて、ドアを開ける。
宿に着いたのは夜の9時半。
夜に街中を歩くことは、これまでにしたことはなかったが、単純な道で、距離も短い。
何の面倒もなかった。 |
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