'09年・スペインに憑かれて >>
13-2.<< 8/15(土)バイヤドリッドから古都サラマンカへ >>(2)
(continuación)
バイヤドリからサラマンカまで1時間半。サラマンカの駅も新しくなっていた。

さいわい場所は変っていない。インフォがあったので地図をもらう。

ここは、宿まで、いささか長丁場だ。

駅前の通りを800メートルほど西へ歩き、

プラサ・デ・エスパーニャ(スペイン広場)のロータリィのところからトロ(通り)に入る。

from: plano de Salamanca, plano de la ciudad; TURISMO de SALAMANCA
ホテルはこの通りの突き当たり、プラサ・マヨール(広場)の北西の角のはず、と場所はわかったのだが、

そこのガラスのドアが閉まってる。何か表示が出ているので、それを見ていると、

脇にいた背の高い初老の男性が、「入り口はそこの角をぐるっと回った右手」と教えてくれる。

まだ12時半だが、ここもさいわい、部屋に入れた。

             〜〜〜〜

マヨール通りを南に下り、新旧カテドラール(新旧がひとつに合体しているようだ)を見にゆく。

新カテドラールの側面から中に入ると、奥に、受付けらしき所があり、

その左手の壁の表示に l'escaleras とかの文字がある。
係員に「上にあがることはできるのか」

「そうだ、いったん外に出て、左へ行け。

そこに入り口がある」

行くと、ジイさんがいた。

「(エレベータではなく)

歩きで、登れるのか?」

「そうだ。

(ふたりで)7ユーロ(だったか?)」

しっかりした造りの石段だった。

from: plano de Salamanca, plano de la ciudad;
TURISMO de SALAMANCA
その途中から、カテドラールの回廊の方へ出られるようになっていて、

祭壇でおこなわれている礼式(結婚式だった)の様子を上から見ることができた。

どのような構造になっているのか、少し行くと、またもや回廊に出られるようになっている。

こんどは何か鳴りもの入りで祭祀をしている。旧と新、それぞれの祭壇なのだろうか。

結婚式の行なわれていた方が、その背景のきらびやかな飾りが目についたゆえ、

旧カテドラールの中央祭壇かもしれない。

塔の上から眺めた外の景色はまずまず。

降りてから、川の方へゆく。プエンテ・ロマーノ(古代ローマの橋)は随分と長い。

が、橋が長いわりには、川の水量が少ない。橋の中程をかぼそく流れている。

そのあたりまで行って、引き返す。

マヨール広場の菓子屋(ここは休日でも開けていた)で

チョリソー入りとベーコン入りのパイをひとつづつ買い、ホテルへ戻る。

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