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11-1.<< 8/13(木)ブルゴスの城跡と旧市街 >>
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7時半に1階のビュッフェへ。もう時間なのに、何も出ていない。
コーヒィを入れて待っていると、給仕のおばさんが、品を少しづつ出し始めた。10分ほどして、やっと出揃う。
9時過ぎ、ホテルの裏手(北)の石段を登り、城跡(カスティリョ・デ・ブルゴス)へ。
ほとんどひと気がない。見かけたのは、たったひとり。ぐるっと、ひと回りして、適当に、南の方向へ下る。
カスティリャ広場に出て、橋を渡る。
このまま真直ぐ南に行けば、きのう訪ねた旧駅舎に至るが、
今日は、西へ曲がって、ラス・ウエルガス修道院を目指す。
パレンシア並木道を300メートルほど歩いて、斜め左の道へ入る。
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まわりは住宅地、
木々に囲まれた大きめの家が
並んでいる。
修道院は、ざっと眺めておしまい。
こんどは、北へ向かう。
「巡礼のコース」に入っている小橋を
北東へ渡り、そこから西へ折れて、
旧市街に入る。
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from: BURGOS ACCESSOS - Patronato de Turismo
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川沿いの散策路には、お年寄りが多い。われわれもその同類。
サンタマリア橋を南へ渡る。バスセンター脇の建物の2階にあるスーパーへゆくつもりで1階の入り口から入ると、
正面はメルカート(市場)になっていて、大勢の客でごった返していた。
きのうは午後だったゆえ、閉まっていたようだ。
全体にシャッターが降りていたので、ぜんぜん気がつかなかった。
ホテルにいちど戻り、食料を冷蔵庫に入れてから、ふたたび外出する。
カテドラルの脇(北)が巡礼路になっているが、そこに巡礼者専用の宿もあった。
長旅の人たちだろうか、ぞろぞろと入っていった。
午後、日差しが強くなり、暑い。ただし、木陰に入ればとても涼しい。
マイヨール広場、その東隣のサント・ドミンゴ・デ・グスマン広場を抜け、
ミオ・シド広場に立つ(エル・)シドの像を眺める。
ついで、リベルタ(ド)広場の脇から、プエブラ通りへ。
その端から、巡礼路に入り、サン・フアン通りを西へ。
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この巡礼のコースを
ずっと歩いて、
最後にカテドラルの入る。
外の暑さに比べ、中は、
肌寒いほどの冷気。
半時ほど内部を見学し、
ホテルへ帰る。
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from: BURGOS CENTRO - Patronato de Turismo
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フロントのおばさんに「あなたが、きのう言ったことは正しい。私は考えを変えた。
われわれはタクシーを使う。あしたは8時45分に出発したい」
「タクシーを呼ぶのか? どこまでか?」
「ブルゴスの新しい駅まで行ってもらいたい」
今回の旅では、バスク地方に入って以降、
ここブルゴスはもうカスティリァだけれども、同胞の姿をみかけない。
市場で買ったピクルス(ピンチョス)がうまい。
何か細長い貝(マテ貝らしい)の身とカタクチイワシ(アンチョビ)を串刺しにしている。
以後の旅のあいだ、惣菜屋で、
オリーブにアンチョビを巻いた油漬け(オリーブ油のようだ)のものをよく見かけた。
ワインによく合うので、見かける度に買って嗜んだ。またこのオリーブがじつにおいしい。
これまではさほどのものとは思っていなかったが、認識を新たにした。
やっとグラニィ・スミスを見つけた。酸味がほどよく、青リンゴのうちでは一番。
このホテルのハモン(半乾燥の生ハム)は新鮮でうまい。このハモンも、朝食のときに見かけたら
(有るときと無いとき、半々ぐらい)、何枚も(ときに7、8枚)食べた。ぜんぜん腹はこわさない。
生ハムなるものはどこにでもあるが、スペインのもの(ハモン・セラーノ)は、他とは格段の差がある。 |
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