'09年・スペインに憑かれて >>
03-1.<< 8/5(水)酷暑のなか、バルセローナからサラゴサへ >>(1)
今日の予定は、高速鉄道のアベに乗って、サラゴサ行き。

8時半に宿を出て、すぐそばのメトロの入り口から入り、

きのう購入した一日券を挿入したら、ブザーがなってはじき出される。
脇に係員がいた。

券は昨日の10時ごろに買ったものだから、

「このチケットはまだ24時間以内のはずだ」と言うと、

「24時間券ではない。

それはその日いちにちだけの券で、翌日には跨がらない」

こういうこともある。ところ変れば、品変る。

あらためて1回券を買って、サンツ駅へ。
手荷物検査を受けてから、3、4番線への入り口の前の列に並ぶ。

改札が始まるのは、発車の30分前となっているようだ。定刻どおりに発車する。

道中は、後ろの席の悪ガキふたりの喚きと飛び跳ね、

そしてその母親とその友人の騒々しいおしゃべりに、辟易する。

あいにくなことに、それは、サラゴサまでのあいだ中、続いていた。
〜〜〜〜

サラゴサの駅のホームに降り、エスカレータで上へ上がる。

駅舎は、ま新しく、かつ、とてつもなく広い。

上がった目の前に観光案内があったので、町の地図をもらい、

ついでにホテルの場所、レンフェ(国鉄)の窓口をも教えてもらう。

その窓口まで(向う端の左手と教えられた)、ホールをゆうに500メートルは歩いた。

順番待ちの券を引く。20番ほど後ゆえ、待つことにする。

予め日本でインターネットを通じて、予約を5つ取っていたのだが、

残りの3つの列車(日本では不可だったもの)の席の予約を申し出た。

さいわい次々とスムーズに予約が取れた。

それでついでに、

「すでに(日本で)予約をしている列車の変更が可能かどうか」を尋ねると、

「できる」というので、手元の予約チケットを提出し、やってもらう。

と、この手続きの処理に限って、どういうわけなのか、とても手間取っている。

マニュアルをめくっては、キィを叩き、首をかしげ、同僚に相談し、またマニュアルに戻る。

処置に困っている風でもある。

「何かトラブルがあるのか?」
「いや何でもない」と言い、

作業を続けている。

しんぼう強く待ったのだが、

この変更一件だけで20分以上もかかって、

何とか完了した。

ともかく、ぶじに全部の予約が取れた。

料金も日本での予約料金の半額以下だった。

そういうものだ。

上は、日本で入手した座席指定券
下は、サラゴサ駅で購入したもの
(à suivre)
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