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16-2.<< 8/19(火) ブリュッセルから北上、ロッテルダム >>
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(suite et fin)
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もう発車予定よりも、20分ほど過ぎた。
9時40分ごろ、このオジさんの無線機が鳴った。
ちょっと耳にあてがっていたが、すぐに、こちらに向かってきて、
「インターシティは今すぐに入ってくる」
その通りに、すぐに入ってきた。
「これだ。ここから乗れ」(先頭は1等車だった)
「我々は2等だ」
「それなら、もう少し後ろだ」
よくお礼を言い、握手をしてデッキに登る。
オジさんはシグナル板を掲げ、発車の合図をしている。列車が動き出す。
われわれの席がその脇を通り過ぎるとき、オジさんは、列車の後方を見やったまま、
何気なく、軽く手をあげて、別れの合図をしてくれた。
発車して、ほどなく検札が来た。
ひとつ前の列の若いカップルが、期限が昨日までの乗車券を出して、車掌に咎められた。
身分証明書の提示を求められ、おのおのが(別々に)、反則金をカードで支払っていた。
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ロッテルダムの駅は広い。そして、ここも大工事中。
行くべき方向が分かりずらかったが、さいわいトラムの線が見えた。
これだと、目安が立てやすい。見当をつけて横断歩道を渡る。
通り名が表示してあった。まちがいない。
左へ(東へ)その通りを直進し、ふたつ目の角を右(南)に、
ついでまた二つ目の角のすぐ左手のはず。ピタリと目指すホテルの前に出た。
フロントの女(切り抜きの黒い紙をくっつけたような眉をした)は、独仏語を解さない。
中途半端な英語だけ。しかもこちとらとの話の途中に電話に出て、延々としゃべっている。
こちらを長いこと待たせて頓着しない。あげく、電話をやっと済ませると、こちらを向いて、
「前金で払ってくれ」ときた。
でも、契約通りの金額だから、しかも比較的安い(朝食付きで1日 €99.00)ゆえ、
まあよしとする。。
部屋は値段相応。悪くはない。湯の出はとてもよい。まずまずだ。
ドイツ語をしゃべらないフロントの女がよこした領収書の文面はドイツ語だった:
Wir danken für Ihre Anzahlung und wünchen Ihnen einen angenehmen Aufenthalt.
(「お支払いにたいしお礼申し上げます。快適なご滞在を望んでおります」
(予約のときドイツ語の e-mail を送ったので、機械的にドイツ語の雛形が利用されるのだろう)
町へ出る。
デパート (De Bijenkorf) の角で、脇に自転車を止めた中年過ぎのオバさんに、
スーパーが近くにないかを聞くと、
「この通りの次の角を左に曲がると、右手に Albertheijn がある」と教えられた。
大きな店だが、袋小路の奥の右手ゆえ、教えてもらわなければ見つからない。
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aus: Rotterdam city map, WWW.ROTTERDAM.INFO
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教会 (St.Laurenskerk) を見に、西へ向かう。見当をつけて、途中で左に折れてみた。
そこに老夫婦がバイクでやってきて、止めた。
それで、おジイさんの方に、教会の場所を聞いてみたら、即座に教えてくれた。
やはり土地のひとに聞くと、話が早い。 |
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