'08年・ベネルクス回遊 >>
09-1.<< 8/12(火) リエージュ到着、即マーストリヒトへ(1)>>
とくにオムレツと生ハムとサラミがおいしい。けさも時間をかけて存分に食べる。

カウンタのオヤジに、「我々はこのホテルでの滞在をおおいに楽しんだ」と告げ、駅へ向かう。

雨は小降りになる。

9時58分発「リエージュ経由Eupen行き」のインタシティ(IC 509)は、

6番線から9番線に変更になった。ままこういうことがある。

(オランダやベルギーは列車の予約がぜんぜん必要ない。

列車の本数が多く、いつもだいたい悠々と座れる。これは旅行者にとってはとても楽である)

列車の乗り方も、今日、いまごろになって、やっと馴れ、

(毎回のことながら、旅行もなかほどになったころに、移動の仕方に馴れてくる)

さっさとホームの端まで歩いて、先頭車に乗る。

リエージュで降りるまで、車内はがら空き。

リエージュの駅 (Liege-Guillemins) は大工事中で(こういうのにも結構たびたび出くわす)

仮の駅舎を通って外に出る。

そのせいもあってのことか、駅前のホテルのはずなのだが、どこか見当もつかない。

手近な店のひとに聞くと、ずっと左の角を曲がったところ、と言う。

角まで行って、もういちど別な店の人に聞くと、

「曲がってすぐ、ではなく、あと20メートルほど先」だった。

必ずしも、「看板に偽りあり」というわけではなく、

いまは取り壊して、立て直し中の、元の駅舎の場所からであれば、たしかにほぼ駅前の位置。

チェックインで名乗るも、受付の者が確認するのに手間取っている。

プリントアウトしてきたメール(予約番号その他が載っている)を見せると、すぐに片が付いた。

「朝食は6時から」と珍しく早い。

朝食を早い時間から出すところは、概して、泊まっているのは仕事関係の人。
荷物を部屋に置き、さっそく、マーストリヒト(オランダ)へ向かう。

これは当初は明日と予定していたが、

今日はめずらしく天気がよいので、急に出かけることにした。
マーストリヒト行きのICは1時間に1本。

片道30分。

駅の鉄道案内所で地図をもらう。

案内所のオジさん英仏独蘭がわかる。
橋を渡り、ヤンス教会(St.Janskerk)へ。残念ながら、工事中で、塔には登れない。

市庁舎の方(北東)へ行ってみる。

aus: Legenda Maastricht, Viaplan 2007

マルクト広場の端に、屋台店がいくつか並んでいる。魚やも2件。

そのうちのひとつで、例のニシンの生を買おうとするも、若いネエちゃんは仏語がわからない。

脇からオバさんが出てきて応対してくれる。ドイツ語もわかるとのことで、独仏チャンポンで

「今日の夕方、5時過ぎに食べるつもりなのだが、だいじょうぶか?」

「3時間はこのままでもつ。6時までは大丈夫」との話。2匹(開いてある)もらう。
(to be continued)
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