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03-2.<< 8/8(水) シェーンブルン、次いで墓地訪問(2) >>
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(Fortsetzung)
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宮殿内を1時間ほど見学して、ふたたび U4 で「ミッテ」まで乗り、
そこから S7(Sバーン7号線)に乗る。
ただこの S7 は30分に1本という線なので、電車が来るまで、ホームで15分ほど待った。
ともかく S7 で「ザンクト・マルクス」下車。他にはだれも降りない。
辺りは閑散としている。だから本数が少ないのか。すれ違うひとも少ない。
そのたまさに会うひと毎に、道を聞きながら、こじんまりとした墓地に着いた。
入口の門の中、右手で水をまいていたオバサンに、目当ての「モーツアルトの墓」の位置を聞く。
墓地の一番奥、左に少し入ったところに、白い石膏のような柱が見えた。 |
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帰りは、S7 の駅までは少し歩かなければならないし、本数が少ないので、
バスに乗ってみることにした。
バスは2台いたのだが、後続のバスの運チャンに聞くと、
前に止まっているバスは「なんとかトーア行きで、ミッテも通る」という。
それで前のバスに乗り、辺りの建物などを注意して見ていたのだが、
たちまちどこを走っているのか分からなくなってしまった。
だいいち「何々ガッセ(小路、通り)、何々ガッセ」とかばかり、ボゾボソ言っている。
そんな細かい「通り名」はこちらには皆目わからない。
そのうち何か公共の出入り口らしきところの前に停まるが、
また走り出してから、ちょっと気になり、脇の席のおばあさんに聞いてみた。
そうしたら、なんと、いま過ぎたバス停が「ミッテ」とのこと。
(この駅の外観は何気なくて、目立たない)
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急遽、
次の停留所で降りる気になった。
と、ドアに挟まれた。
うしろで娘が
ボタンを押してくれたので、
事なきを得た。
先きほどのおばあさんも降りていた。
それで「今のこの場所はどこか」
を聞くと、
おばあさんは、それには構わず
「要するに、
あなたはどこへ行きたいのか」
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aus: VERKEHRSLINIENPLAN WIEN 2006/07,
Freytag - Berndt u. Artharia, Wien
St. Marx から Stubentor までのバスの路線は < 74A >
だったようだ(参照、中央右・黄色の ○ と ↑ )
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それで地図を出して、方便で「少し散歩をしてみたいのだが、この今いる場所は地図ではどこでしょう」
そしたら、何と「シュトゥーベントーア(Stubentor)」だった。
乗る前に運ちゃんに教えられた「何とかトーア」はこれだった。
ミッテよりも、この場所の方が好都合だった。目のまん前に U(地下鉄)の標識がある。
U3 に乗るべく、地下深く、階段を延々と下る。
途中で気が付いたが、エレベーターを利用すればよかった。3台も備えてあった。
ひと駅でシュテファンスプラッツ、U1 に乗り換え、またひと駅でカルルスプラッツに着く。 |
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おととい買ったサラミはあまりにもカチカチで、食卓ナイフでは歯が立たなかった。
それできのうは、別の、乾燥させていない普通のソーセージにしたのだが、
今日ぶらさがっていた乾燥サラミを、試しに指で押してたら、柔らかい。
賞味期限を見たら、だいぶ先の、9月7日になっている。
要するに、昨日か一昨日までのは、日にちが経ったので、いっそう乾燥して、固まってしまった、
ということ。
固くても、ものが悪いわけでは全然ないのだが、
こちとらは、よく切れるナイフや包丁は持ち合わせていないので、柔らかい方がよい。
このホテルの部屋数は35だった。
我々の部屋は、この最後の番号「35番」の「続き部屋」(suite)。
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