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02-1.<< 8/4(金) プラド美術館訪問 >>
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昨夜は、よく眠った。
7時半過ぎに、レストランへ。
年寄りの給仕に部屋番号を言うが、名簿には、その番号が載っていない。
「フロントで確認をしてくれ」、と言って、
こちらが食べ物を選び始めていると、またやって来て、
「よく確認ができないから、この場で現金で払ってもらいたい」、との話。
あらかじめホテルから提示されていた金額と同じなので、払っておく。
ハム、ソーセージの種類が多く、食事はうまかった。
食後、Conde de Casal 広場から歩き出す。
5分ほど歩いて、通りすがりの人に聞いたら、方向を間違えていた。
西に、メディテラーネオ通りを歩くつもりが、
南西に、別の、ドクトル・エスケルド通りを下っていた。
さっきの広場まで戻ってから、歩き直した。
Mariano de Cavia 広場から右に折れ、レティーロ公園に入る。
公園内を(広い公園で、縦2キロ、横1キロほどある)斜め(北西)に通り抜け、
王立植物園を右に巻いて、プラド美術館へ入る。
今日ここに来るまで、数回、仏と伊に西語の単語を綯いまぜて、ひとに道を尋ねた。
返事は、概してスペイン語、たまにフランス語、
そして、英語で答えてくれるひとはきわめて少なく、
この後も含めて、10ぺんにいっぺんあるかないかぐらいだった。
もちろん、ドイツ語は皆無。
プラド美術館内を、10時過ぎから、12時半まで、見て歩き、
疲れ果てた。
レティーロ公園で、休んで、昼食。 |
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後、アトーチャ駅へ。
大きな駅で、予約センターは込み合っている。
駅構内の改札口寄りに、小さめのインフォメーションを見つけた。
そこで、レイルパスのヴァリデイティングスタンプのことを聞いてみた。
中年の係員は、スペイン語オンリィ、その他の語はまるでダメ。
その係員が、近くのオネエチャンを呼び、
そのひとが英語で説明するには、やはり、「乗車当日にしかスタンプは押せない。」
「朝早くから使いたいのだが」と言うと、
「ここは、朝7時から開いているから、だいじょうぶ」と断言する。
駅の売店で、バゲットを縦割りにしたサンドイッチを買う。
缶ビールと果物を売っているところも見つけ、いくつか仕入れる。
「ワインを、どこか近くで、売っている店はないか」聞いたが、
「この近くにはない」とのこと。
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駅をあとにして、宿まで、通りを歩いて帰る。
途中、マリアーノ・デ・カビア広場のところまで来ると、
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家内が、左手前方から歩いてくる
オバアサンがスーパーの袋を持っている、
のに気づく。
それで、そのオパアサンの方に、
足早に近付いて、声を掛けた。
「そのスーパーはここから少し遠いのだが」
と、後ろを振り向いて、
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aus: Baedekers Reisefüher,
Madrid; 1992
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「場所は、この先を右に下って、左に折れて、ずっとまっすぐに行って、
また右に、そして左に、自分のこの足では10分ぐらい」というような説明、と理解した。
歩きながら、途中で、もういっぺん、他のひとに確かめ、辿り着いた。
オパアサンの説明は的確だった。
けっこう大きめのスーパーで、品物が多い。
店内で、棚の整理をしていたオネエサンにワインのことを聞く。
どれがおいしいワインか、と聞いたら、これがブオノだと1本薦めてくれた。
値段は、3.5ユーロだから、ざっと500円、まったく怪し気な値段だが、
スペインに来て最初だから、スペインでの安ワインの味をまず試してみよう、と思い、
買ってみた。
目当ての「乾燥サラミ」のようなものがあったので、売場の兄チャンに、
「冷蔵庫はないのだが、それでいつまで持つのか」を、聞いてみようと、
あれこれの単語を振り回してみた。
が、これが、なかなか通じそうにない。
また、相手の言うことも、まるっきりわからない。
それでもその品を、一応カゴに入れて、レジのところでもう一ぺん聞いてみた。
やっと、「冷蔵庫なしでも、8/23まで持つ」とラベルの表示を示して、教えられ、納得する。
ワインの味は、うまいというほどではなかったが、
値段にしてはまあ、まともで、なんとか飲めた。
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