'05年・スイスの南北と西の端
02-1.<< 8/5(金) チューリヒ散策 >>
朝食は7時からだった。翌土曜日は7時半から(ということだったので、

土曜には、7時20分に、食堂に行ってみたが、すでに食べている人がいた)。

スイスでの朝食は(最後の日の、ただの一回を除き)、概して、

ハムやチーズやジャムが豊富で、たいへん気持ちよく、おいしく食べることができた。

やはり、とりわけチーズがうまかった。
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朝食後、ホテルの受け付けで、今日の天気予報と日中の気温を聞く。

ついでに、「テレビで、ニュースや天気予報を見たいのだが、ぜんぜん映らない、」

とクレームをつけた。

「8時に守衛が来るから、直しに行かせます」

部屋に戻ってから、コンセント回りを、よく見てみた。すると、何のことはない。

アンテナ線のソケットが抜け落ちていた。

それを差し込んだら、まったくきれいにテレビが映った。

急いでフロントの階まで降りて行き、事情を話し、

「全くノーマルで、ぜんぜん問題ない。申し訳ない」と謝った。
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8時15分、ホテルを出て、町の散策に出かける。まず、中央駅へと向かう。

それにしても、寒い。まわりの人を見ると、ほとんどが長そでである。

何気なく半袖で出かけてきたが、上に羽織るものを持ってくるべきだった。

「スイスの駅には、簡便な時刻表が置いてある」と、案内書には書いてあったので、

探してみたのだが、見当たらない。

窓口で聞いてみようと思ったが、行列をしている。
見渡すと、駅の係員のような人が、

パンフレット類を運んで来て、ラックに並べている。
「どこで手に入れればよいのか、

あのように窓口に並ばなければならないのか」と聞くと、

自分のポケットから、

私用のチューリヒ駅発の列車の小型の時刻表の取り出し、

「これを使え」と言う。ありがたく頂戴する。
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湖岸の朝市が賑わっていた。11時まで開いているということだった。

フランスで味を占め、そして重宝した乾燥ソシソン(ソーセージ)が、ここにもあった。

イタリア系のひとの店だったが、

「大きめの1本が10スイスフラン(約800円)、常温で2か月は大丈夫」という。

これを1本もらう。

娘と家内は、さらに、肉類その他を焼きナスで巻いて、オリーヴに浸したもの、

リコッタ(しょっぱいナチュラルチーズのようなもの)を生ハムで巻いたものなどを買う。

日差しが強くなってきたが、暑くはなく、ちょうどよい気温。
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左: アルベルト・ジャコメッティAlberto Giacometti(1901-1966)の作品

ジャコメッティの肖像と作品は「CHF100.- 紙幣」に利用されている



チューリヒ美術館 Kunsthaus Zürich

d.5. Aug. 2005

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