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12.カルカッソンヌ往復
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朝食は、このトゥルーズのホテルも7時から10時。
だいたいのところがそうだった。
ここのホテルは全部で31室。われわれの部屋は32号室。
朝食の帰りに確かめてみたら、12号室の次は14号室になっていた。
これが普通かな?
カルカッソンヌ方面へ行く8時10分発の列車は、6番線。
駅員ふたりに、間違いなくカルカッソンヌへ行く列車かどうか、を聞いた。
確認のためが半分、あとの半分はフランス語の練習だ。
乗った列車は、土日、祭日の運行で、
カルカッソンヌ、ナルボンヌ経由のセルベール (Cerbère) 行となっていた。
どうも、スペインとの国境(南の海岸)辺りまで行く列車、のようだ。
8人用の車室に3人だけなので、快適である。
ワインの畑の合間にひまわりの畑が見える。
カルカッソンヌの駅前の案内所で、市内地図をもらい、
通りをずっと南下し、カゼルネ(兵舎)前の広場を左(東)へゆくと、
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ポン・ヴュ(旧橋)の手前に出、もう城壁が見えてきた。
堂々たるものだ。
橋を渡り、右回りに歩く。
道をそのままゆくと入口に出るようだが、
右上の土手へ登る細い道が見えるので、上がってみる。
土手の上の小道は入口まで通じていた。
城内(シテ)は、細い石畳みの道の両側に、小店が立ち並び、
他に、レストラン、ホテルがある。
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トゥルーズへ戻る列車の発車まで20分ほどあり、ホームで休む。
隣りの番線に(アルルの近くの)Tarascon 行の2輛編成の ter が停まっている。
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トゥルーズの街中の店はすべて、軽食レストランを除き、閉まっている。
今日は日曜日だし、
しかもル・カーンズート(8月15日、聖母マリーア被昇天の祝日)のため、もあろうか。
やっと、何とかかんとか、ソンドイッチ2本と、缶ビールを買い求める。
通りの電光掲示の温度計が32℃を示していたが、
空気が乾いているようで、さほど暑いとは思えない。 |
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