Das Alphabet ダス アルファート



アー、 ベー、 ツェー、 デー、 エー、 フ、 ゲー、
ハー、 イー、 、 カー、 ル、 、 
オー、 ペー、 クー、 、 ス、 テー、 ウー、
ファ、 ヴェー、 、 プシロン、 ツェ

ア−・ムラウ、 オー・ムラウ
ウー・ムラウ
エス・ツェ





 発音の基本:
1、ほぼローマ字を読むように発音する。つまり、a, e, i, o, u は「アー、エー、イー、オー、ウー」でよい:
Nameーメ」、Tigerティーガー」、Onkelンケル」、gut

2アクセントは第1音節にある。これはゲンマン系の特徴:
ーメ、ンケル」

3、母音の発音の長短:ふつう子音1個の前の母音は長く、2個以上の子音の前では短い(音がつまる)。なお、後ろに h があるときは長音、このとき h は発音しない。
Bibelーベル」、gebenーベン」、Tanteンテ」、kalt
gehenーエン」(「ーヘン」と発音するひともいる)

なお、gebennehmen の [e:] の発音は、この音はドイツ語では結構ひんぱんに使用されるが、じつは「イ」に近い「エ」の音である。従って、説明しにくいが、この「ーベン、ーメン」は「ーべン」や「ーメン」に少し近い。


 ウムラウト
ä:これは明瞭な「」:Kälteルテ」
ö:ドイツ語の発音は、概してわれわれ日本人には発音しやすいいが、これだけは、少し練習を要する:「オ」の口をして「エ」と発音する:
Goetheゴェーテ」、Kölnコェルン」:これが面倒ならば、「ーテ」「ルン」と発音してもかまわない。
ü:これはやさしい。「キャキュキョ」の「」の音:
Hütteヒュッテ」


次の複合母音は、発音はむずかしくないが、「ローマ字読み」からずれるので、
少し馴れにくいかもしれない:

eiアイ」:Heimイム」、
einsイン
euäu は、ほぼ「オイ」:
neu「ノイ」、
Fräulein「フイライン」



Caspar David Friedrich,
Mondaufgang am Meer; 1822
(St.Petersburg, Eremitage)
 子音の発音:
r l:ヨーロッパ諸語にある音で、国によって多少の違いはあるが、共通点を言えば、r は基本的に舌を歯茎や口蓋に付けない。舌先を口蓋にすれすれのところで震わせる(巻舌風に)ところもある(例えば、ドイツの南やオーストリアとりわけイタリア)。l の方は、逆に、舌先を上の歯と歯茎の付け根あたりりに軽くつける。
Rat」、rot」、Land」、füllenフュレン」

b, d, g が音節末に来ると、英米人は [b, d, g] の音を呑み込むが、ドイツ人は [p, t., k] と発音する。しかも、わりと明瞭に。
halb」、Freud「フ」、Hamburgンプル」(英語式なら「ンバー()」

ach, och, uch:この場合の ch の発音:ノドに骨が引っかかったときなど、「カーッ」とやるが、そのような音。尾籠な話だが、ノドにタンが絡んだときの「カーッ」でもよい:
Nachtッハト」、Kuchenッヘン」
その他の場合ch は、江戸っ子の「」(「シ」に近いような)。
reichイヒ」、Milchルヒ」

英語に馴れている人には、少し紛らわしいが、ドイツ語では v [ f ] w[ v ]
Wienヴィ−ン」、Volkswagenフォルクスヴァーゲン」

s の後に母音が来ると有声音(濁音):Eisenン」。ドイツ人は、酒「ザケ」、仙台「ゼンダイ」と言ったりする。
ss ß は [s]:Wasserヴァッサー」、Fußballスバル」

sch は「シュNeuschwansteinイシュヴァーンシュタイン」
語頭の st, sp も「シュ」「シュ」:Stein「シュイン」、Sport「シュ

ja, ju, jo は「ヤ、ユ、ヨ」:Japanーパン」、Jugendーゲン

tsch は「チュ」:deutschイッチュ」
z は「」:Herzルツ」



  ーブング

発音の練習に、日本でなじみの語をいくつか:
Arbeitルバイ」(アクセントに注意)、Gelände「ゲンデ」、Märchenールヒェン」、Baumkuchenクーッヘン」、Wandervogelヴァンダーフォーゲル」、BMW「ベーエヴェー」、CDU「ツェーデーー」


基本的な数詞 の発音:

0, 1, 2, 3, 4, 5,
null, eins, zwei, drei, vier, fünf,
ル、イン、ツヴァイ、イ、フィーア、フュンフ、

6, 7, 8, 9, 10
sechs, sieben, acht, neun, zehn
ックズィーベン、ッハイン、ツェーン