Italiaは 真夏 2017 >>
15-1.<< 08/14(月)ミラーノ→ジェーノヴァ >>
5時20分起床、TG5 の予報、ジェーノヴァ 曇りのち晴れ曇り28

8時半にチェックアウト。

朝食、ろくなものがないのに、その代金が二人で €10ではなくして、ひとり€10 だった。

従って 10×4 = €40。これは、ほぼボッタクリ。

食堂ではほとんど誰も食べていない、ということの合点がいった。

ま、こういうことにも出くわす。


09:10 発の Intercity 659

行き先は ヴェンティミリア (Ventimiglia) と出ていた。

調べてみたら、

フランスとの国境に近いリヴィエーラ (地中海沿岸) の町のようだ。


車内は、1等も満席だった。

ジェーノヴァまでは割と近い、ほぼ1時間半。


ボックス席の窓側に若者が二人、われわれは通路側。


日韓中は、外見ではわからない。

ちょっと間をおいて日本人と気づき、少し話を交わした。






dal IN TRENO ORARIO 2017 TRENITALIA
ふたりはグローバル・パスを持ち、8日間で、イタリア・フランス・スペイン、

(ポルトガルもだったか) を巡る旅行をしている由。


IC は、ジェーノヴァに、10分以上遅れて、11時過ぎに到着。


予定のホテルは思ったよりも近く、駅からすぐだった。

荷物を預け (1時間ほどあとにチェックインができる、とのこと)、町へ繰り出す。

出がけにフロントにスーパーのことを聞いたら、

近間に二つあると、手持ちの地図にしるしを付けてくれた。

が、その印のついた場所のあたりには、それらしき店が見当たらない。

ゆえ、さらに歩いてゆき、辺りを見渡すと、

後ろから身軽そうな若い女性が下ってくる (通りは少し下り坂) のが目にとまった。

旅行者ではないと思って、声をかけ、スーパーのことを尋ねると、

「私も行くから、ご一緒に!」

並んで歩きながら、話を交わすと、地元の人と思っていたが、そうではなく

「ポーランドから来た、ヴァカンスで長期滞在している」とのこと、

「このあとは南の端の何とかというところで過ごす。」

―「レッチェかバーリの近くか?」と聞くと「バーリに近いところ」とのこと。

教えてもらったカルフールは大きい。

予め、この店のがあることは承知していたが、

その入り口が入り組んだ場所 (裏手) にあるとは

知らなかった。

これでは分かりずらい。教えてもらってさいわい。

「買い物はあとでする」とその女性に断って、別れる。

別れてから、すぐ近く (手前) の アンヌンチアータ教会

(SS. Annunziata del Vastato) で一休み。

dal google.it. maps

しばしのち、改めて店に入り、

まず明日の大祭日(フェラゴスト Ferragosto)のことを尋ねると

(かの女性は「すべての店が完全に閉じる」と言っていた、我々もそうであろうと思っていたが)、

意外にも、「明日も一日中開いている」とのこと、これはたいへんありがたい。

ペローニを4本。ワインはモレリーノ・ディ・スカンサノ、これは昨日のと同じ銘柄だが、ラベルが少し違う。

チーズはトーマ・ピアモンテーゼ (Toma piemontese DOP)

惣菜売り場では、プロシュット・トスカーノという大きな熟成生ハムを切ってもらった

これは余りにも大きすぎて、三日かけて食べた)。

きょうのチーズは初めて、よい味。切ってもらった生ハムもよい。

部屋は薄壁、アルベルゴ(宿屋)ゆえ、やむなし。

まわりの部屋の音がうるさいと思ったが、夜半すぎには静かになった。



モレリーノ・ディ・スカンサノ
(トラルチョ・アンティーコ)
(Morellino di Scansano - Tralcio Antico
)






プロシュット・トスカーノ
(Prosciutto Toscano)
   &           

トーマ・ピアモンテーゼ
(Toma piemontese)








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