夏はFrance.2016 >>
12-1.<< 08/12(金)ルモン(ルマン) >>
予報:晴、26〜27℃

いつものように5時に起きたが、朝食の時間がわからない。

きのう「パトロンに聞いてくれ」と言われていたが、

町から戻って来たとき見かけなかったので、聞き損ねた。

7時、ついで7時半に、階下に降りてみたが、ひとの気配がない。

思い付いて、部屋からフロントに電話をしてみたが、応答なし。

7時45分に、2度目の電話をした。

このときも応答がなかったが、ほんの少し間を置いて、ベルが鳴った。

受話器を取ると、パトロンの(と思える)声がした。

食事の時間のことを聞くと「8時半」

―「8時にできないか?」―「では8:10までに用意する」

朝食は「並み」だが、バゲット、クワッソン、カフェ他が良ゆえ、文句なし。

食べ終ってから、「我々は早起きなのだが、明日の朝は何時に朝食をとれるか?」

―「何時でもよい」―「では7時半に」―「OK!」

明日は土曜日。7:30とは御の字だ。



今日は朝食が遅かったので、

10時半に散策に出発。


快晴。こういう空は、今回は初めて。

まず電車通り(ド・ゴール通り)を北上。

ブランド店通り

(ミニム通りrue des Minimes)に入り、

共和国広場のところから

ボルトン通り、

マルションド通り

(Bolton, Marchande)と歩き、


Hôtel de Ville(市役所)のところからは、

小路を適当に歩いて、

旧市街の大通り

(グロンド・リュGrande Rue)に出る。

「大通り」といっても石畳みの、

小路よりはいくぶん広いだけの道。

このGrande Rueを北の方向へ歩き、

カテドラールへ。

中に入って、ひと休み。

de PLAN GUIDE
LE MANS 2016
Office de Tourisme


青年がパイプオルガンの練習をしている。

このオルガンの弾き手の隣りで、

やはり若いヒトが、楽譜を片手に

テノールの声を張り上げていた。

セバスティアン・バッハのカンタータかな、

と思えたのだが. . .



しばし聞いてから、外に出て、Grande Rue を戻り、

途中からは、小道に入る。

(ブケ→ベルリ→トロワ・ソネット: Rue du Bouquet, Rue de la Verrerie, Rue des 3 Sonnettes)と歩き、

右折して、サン・ブノワ通りの端にあるサン・ブノワ教会(Église Saint-Benoit)まで行ってみた。


de Le Mans "Cité Plantagenêt"
Office de Tourisme / www.lemans-tourisme.com /

しかし、扉が閉じていた(「日曜にはミサ」という掲示はあったが)。

帰ることにする。

Place de la Républiqueに出て、コルネ通り(Cornet)、ついで、来る時に通ったブランド通りを戻る。


宿の手前のCarrefourで、パテ・ド・コンパーニュ(パテは三種類あったが、上等と思われる方を)、

ジョンボン・クリュ、1664の320cc6本パックを買い、レジへ。

ここの係のおネエちゃんは面倒臭がりやで、小銭を出そうとするも待ってくれない。


ともかくホテルに戻る。と、部屋の掃除が済んでいない。が、こういう状況にも少し馴れた。

いつもの若い兄チャンにその旨を告げ、

タオルその他(トイレットペーパー、石鹸、シャンプー)をもらってくる。


ブルターニュ地方のパテPâté de campagne bretonとジョンボンは上等だった。

ヤギの固いフロマージュ、今日食べても充分においしい。食べ尽くした。

きょうの日中の温度は、感覚的には、25℃ぐらい。

ずっと(一日中)快晴だったが、暑くはなく、丁度よい気温という感じだった。


Pâté de campagne breton
の中身は

ブタの肝臓と喉と脂肪と皮、

それにタマネギ、ペッパーを加えているようだ。

           








ジョンボン・ド・バイヨンヌ 

Jambon de Bayonne






「熟成のヤギ」は

ウシとは違い、独特。

今回の旅行で味を占めた。





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