夏はFrance.2016 >>
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今年の3月に初めから9日間、裏日本の主に在来線を使い、途中、新潟や長野、金沢に泊まりながら、京都へ行った。

京都には4泊して、ゆっくり歩き回り、帰りは、太平洋側を新幹線を使って帰った。

2、3日の休養後、3/20

Air FranceHPにアクセスし、

日にちと曜日を調整しながら、

予約をした。

座席の予約のときに気がついた。

去年と比べてずいぶん空席が目立つ。

左上が去年、     右上は今年

昨年の末のパリの市街と郊外で起きた同時多発テロの影響で、予約客が減ったのだろう。

(このときは、そう思ったが、往きはストライキの影響で若干少なめだったものの、帰りは満席)

8/1から8/26まで、二人で往復、トータル¥298,840

去年は、¥218,720。一昨年は¥349,600。航空運賃は毎年異なる。


まだ4月だが、今年は早めに準備に取りかかることにして、大まかにコースも探ってみた。

その際に、SNCFのHP<www.sncf.com>を利用して、列車の運行状況を調べながら(cf. ↓)、検討した結果、



des Horaires & Info trafic de la SNCF

次のような、左回りのコースになった。


from "Thomas Cook European Rail Timetable, Summer 2013 edition"


一つの町に2泊しながら移動をするということにし、日程を以下のように組んでみた。

なお、このときに 上記のSNCFの<<Horaires & Info trafic de la SNCF>>を利用して、

それぞれの日の、列車の運行状況(発着時間をも含めて)を調べておいた。

夏場は運行時間等に変更があり、もちろん土日の場合は、平日と大いに異なる。


  (旅行に出掛けてから、Rail Passの使用区間や切符の購入を適宜に)

近隣の町へ往復するときの予定も一応は立てたが、あくまでも候補としてであって、無理はしない。

(じっさい、もう暑くて、体力的に無理、ゆえ、往復は殆ど取り止めにした)

滞在する予定の町のホテルも、駅近のリーズナブルな宿、出来れば朝食の時間が早いところ、を

いくつか探し出して、ブックマークをつけておいた。

ついで、google.fr. の検索や maps を利用し、行く先々の町のフロマジュリィやマルシェをチェックし、

スーパーも、モノプリやカルフール・マーケットなど、なるべく大型店に目星も付けておいた。

4月の半ば過ぎには、これらの準備を完了した。


あとは(今年はすべて早めにして)

5月の半ば過ぎには、泊まる予定の各ホテル(候補)宛て、

Réservation (Booking request) のタイトルを付けた e-mail を送る、

という算段でいたのだが、. . .


その後、5月も、半ば過ぎどころか、末になってしまっていた。

この頃、もう何ということもなく、まるで唐突に、「棚作り」などをやってみようか、という気になり、

フランスのホテルの予約は、「ほっぽり投げ」になった。


かつて、M市で勤務し始めたころ、

土地の材木屋で、幅30センチ、厚み3センチ、長さ4mの棚板(杉材)を数枚購入した。

それらを部屋の大きさに合わせてノコギリで切断し、部屋を(桟の高さで)ぐるりと取り囲むように張り巡らした。

その後、ラワンの一枚板も(これはホームセンターで)何度か買い足して、

玄関や台所、手洗いにまで、棚を取り付けた。

(幸い?)古い木造の借家ゆえ、柱や桟に釘を打ち付けたり、ドリルで穴を開けても、

大家はぜんぜん文句を言わない。

このボロ家に棲むこと三十有余年、(履き潰す、ならぬ)住みつぶして(定年まで)、

数年前に、故郷のS市に戻ってきた。

その際に、棚板類を剥がし(かなりの量になった)、それらを、引っ越し荷物と共に、業者に運んでもらい、

物置(やや広め)の端に、まとめて立て掛けておいた。

à suivre