(予報
17℃ 曇り)じっさいは
18℃、晴、午後にわか雨
5時起き、7時に朝食。ここのバゲットは良、チーズも良。おいしく食べた。
テレビが見られないことを告げると、「脇のボタンを押してくれ」と言われたと思ったが、
勘違いで「上のボタン」だった。
9時半に外出。サン・ジョン通り
(Rue Saint Jean)を北北西へ。
観光案内所に入り、大きな地図をもらう。これは見やすい。
シャトー
(Château Ducal)に入り、城壁(南側)に登る。広大な城だ。見晴らしがなかなか良し。
北側の壁にも登る。こちら崩れを補強し、木製の階段や、鉄製の通路が設けてある。
南北両方の壁へ登り降りしたら、小一時間かかった。
シャトーを出て、サン・ピエール通り
(Rue Saint-Pierre)を西へ(西北西)。
途中にちょっとした広場
(Place Malherbe)、その先はエキュイェール通り
(Rue Ecuyère)。
フォンテット広場
(Place Fontette)の向うに男子修道院が見え、
附属のサンテティエンヌ教会
(Abbatiale Sant-Etienne)が右手に聳えている。
左側の奥には市庁舎、教会の右手前に裁判所がある。
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de Plan de ville Caen, OFFICE DE TOURISME NORMANDIE
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来たのと同じ道を戻って、さらにサン・ピエールを右巻きにして、北側の道を通り、
シャノワンヌ通り
(Rue des Chanoines)に出て、その余り広くない静かな通りをしばしゆくと、
ちょっとした広場
(Place Reine Mathilde)に面して、女子修道院が(ひっそりと)建っていた。
こちらは男子修道院よりはだいぶ簡素な感じがする。これで今日の歩きはおしまい。
サン・ジョン通りを南へ少し下り、左折して、ベルニエール通り
(Rue de Bernière)を西へ。
二つ目の大きな角の右手前に目当ての
Monoporix。
チーズ売場の小母さんにちょっとだけ交渉はしてみたが、やはり50gずつ何種類かを買うのは無理なようで、
あきらめ、きのうと同じくチーズ・アラカルトにする。
ついで、となりのシャクティエへ。昨日と同じひとが売場にいた。
調理済みのブタのバラ肉を2枚(1センチ厚)とテリーヌをもらう。
「あしたは出発ですね」と声をかけてくれる。礼を言い売場を去る。
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ホテルに戻って、部屋に入る。
家内がとつぜん「袋がない!」と叫ぶ「机の上に置いていたのに!」
(小生は)少し躊躇したが(どう話を切り出すべきか)、意を決して交渉へ。
下のフロントは暗く、無人。脇の(奥に通じる)ドアをノックする。
2、3度くり返したら、おばさんが出てきた。
「家内がビニールの袋を部屋のテーブルの上に置いておいた。
リンゴ、菓子、コップが中に入っている。」
おばさんは奥に戻り、ガサゴソと(音がして)捜していたようだが、1、2分で出て来る。
かのビニ袋を手にしていた。「これか?」
―「そう、そのSNCFの箱 !!(TGVでもらったもの、これも入っていた)」と言うと、
合点した風で、袋を返してよこした。
「部屋で飲み食いしてはいけない。こちらのホール(食堂)で食べてください」
「われわれはワインのボトルを持っている、それもダメか?」
―「ワインはよい」。何を言っているのか、いったい(そう口には出さなかったが)。
ともかく袋があって、よかった。とっくにゴミとして処理されてしまったとばかり思っていた
(降りてくるときは、いったいどの程度までの弁償をしてくれるものだろうか?などと考えていた)。
出てきたのは幸いだ。
部屋に戻り、シャワーを浴び、ひと休みしてから食事。
外はどしゃ降り、いい時間に帰った。
豚バラは最高の味。大いに飲み喰いをして大満足(部屋での食事云々なぞ、ふざけるな!)
ワインも渋くて濃い。こういう味も良し。