'14年・北フランス行メモ >>
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日中21℃、晴れ曇り

715分に朝食。このホテルは家族経営、オバさんがフロント、食事の世話、掃除までしていた。

8:40 に支払いをし、そのときに「ケナボー(サヨナラ)と言ってもよいか。この言い方は一般的か?」

と「フィニステール(Finistère:西端の県)でだけ」とのこと。

今では、ブルゴーニュ全般で用いられている表現というわけではなさそうだ。


09:06TER(52855)は定刻。1等の席は、ほぼ個室、快適そのもの。これなら3時間でも苦にならない。

車内に煖房が入った。コン(カン)近くになると、晴れてきて、気温も上昇。こんどは冷房になった。

コン着。外は風が少し冷たい。

きょう泊まるホテルは駅の北北西、歩きで15分かかった。荷を預け、すぐ駅へ引き返す。

13:00TER(52215)でバイユーへ。ほんの16分。

バイユーの駅前はただ広いだけで、殺風景。

クレメ-ル通り(Rue de Crémel)を北へ。

バイユーのタピスリ-

(タピストリーTapisserie de Bayeux

とかがあるという館、

そしてカテドラ-ル、と見歩いた。

けちを付けて何だが、石畳みは手直しした疑似のもの、

カテドラ-ルの中にも観光向けのあれこれが目立ち、

荘厳な雰囲気をまるで感じさせない。


ラルシェ通り(Rue Larcher)を北へ向かう。

サン・ジャン通りへの角を曲がると、

すぐ左手にインフォがあったが、

des Google Maps

なかに入ってみるも、どこかの国の若者を引き連れたガイド(男)が、

窓口のおネエちゃんと何かの交渉を延々と続けている。

しびれを切らし、「マドモワゼル、地図をいただきたい!」と声をかけてみたが、

チラとこちらを見ただけで、知らんぷり。ダメだ。

並ぶのは止めにして、帰ることにする(他の何人かも帰った)。見るべきものがない町だった。

もと来た道を歩き、駅に着くと(1420分)、ちょうど14:25発のTER(52626)があり、それに乗って帰る。


コン(カン)のMonoprixへ行く。大きい。

ワインとビール、それとピクルス。ビールはクローネンブール。

ワインはコットデュローヌ(Côte-du-Rhône)


シャクティエ(惣菜屋)があり、そこの係のオバさんに聞いて、

ブタの肩肉を焼いたものを(1枚)切ってもらう。

テリーヌも教えられ「こっちが上等」というものを購入。

「あしたも来るよ」と言うと「町はもう見たのか?」―

「明日だ、あさってはル-オン(ルーアン)へ向かう」

などと、たどたどしく会話を交わす。

次は、フロマジェ(チーズ売場)へ。

チーズ・アラカルト(4種入り)を見つける

(カンタル、サンネクテール、フルムドンベール、シェーブルフレ:

Cantal, Saint Nectaire, Fourme d'Ambert, chèbre frais)







ホテルへ。鍵は持ち歩き、暗証ボタンで玄関の出入りというのは楽だ。

夫婦二人が、交代でフロントをしている。食事の世話と掃除は奥さんが係。時間外は無人。

なお、今回、このホテルだけだが、宿料を日本にいるときにすでにカードから引き落とされていた。

「朝食は別」と言うので、2人×2日分を払う (28€)

肉のニ種類、どちらもうまい。パックのものとは段違いだ。

チーズも実によい味で、これはまさに「本物」の感。きのうのものよりも遥かによい。

ワイン、きのう買った「アルザスの赤」を(2日で)空けてしまった。捨てがたい味だ、また買おう。
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