'14年・北フランス行メモ >>
17-1.<< アンテルリュードInterlude (幕あい) >>
旅行中は、夜中に手洗いに立ったあと、ベッドに腹ばいになって、一日の行動について、

ポケットに入るほどの小さなノートに、メモを2ページほど書きなぐる。せいぜい10分か15分ほど。

日本に帰り、ひと段落してから、そのノートを頼りに、MS Word に打ち込んで、草稿を作る。

その草稿を、もう10年以上使用している古いMac の PowerBook (OS9.2) で、

アドビの GoLive4.0(これも古い、そして今はもう消滅したHP作成ソフト)を使って、

HPに載せるべく、新たなHTMLファイルの作成をする。

(古いため、アクサン記号、ウムラウトなどはHTML言語を使わないと表示できない)

出来上がった新規のファイルを、いくつかづつ、SDメモリカードかUSBメモリーを介して、

MacBook Pro (OS10.7)
へ移す。

次は、ファイル転送ソフトの Fetch を利用して、FTPサーヴァにアップロードする。

いつもこんな風な操作を繰り返している。


ところが、今回、古いパソコンに下書きを半分ほど打ち込んだころ、9月半ばの連休のときだが、

インターネット接続用の MacBook Pro (OS10.7) の動きが急に怪しくなり、

次には、画面が出なくなってしまった。

そのことを家内に言うと、パソコンのことにはまるで疎いのに

「(中身を)移しておけばよかったのに、もう遅いだろうけど」などと言う。うかつだった。

翌日、意を決して、MacBook の裏蓋を開け、中にたまっていたホコリを吹き飛ばし、2枚のメモリを挿し直し、

改めて、強制的に、再起動を何度か繰り返した。と、奇跡的に (!?) 復活をした。

「いまのうちだ」と思い、Time Machine という機能を用いて、外付けのハードディスクへ、

0S全体のバックアップの作成を試みた。450分ほどかかったろうか、何とか成功した。これが914日。


この連休は、東京にいる娘が12日から帰省していた。

15日の昼過ぎに帰るというので、新幹線の駅まで車で送った。

次の日の朝、再びパソコンの具合がおかしくなった。画面が勝手に分割し、ついで多数の横縞が入る。

何度か再起動させ、どこをどういじっても、こんどは画面が真っ白になってしまい、もう手に負えない。

このノートパソコン、つい3年ほど前に買ったばかりなのに、こんな状態では、もう諦めなければならない。

即、この日の午後、仙台のYカメラに電話を掛けて、MacBook Pro の在庫を確認してから、

18日の朝に、車で出かけた。

売場で最新の Retina (OS10.9.5) を、交渉して、ポイントを倍にしてもらい、購入した。

そのポイントの一部で(1TB HD を既に持ってはいたが)、予備に、2TB のものを加えた。


さて、次の日におもむろに梱包を開け、購入したノートパソコン本体を取り出してみて驚いた。

脇の差し込み口に Ethernet ポートがない、DVDのドライブも付いてない。

強いて気を落ち着けて、「移行アシスタント」を使い、壊れたパソコンに入っていた全情報を、

外付けのHDから転送させた。これで万事うまくいった、と思った。

が、そうは問屋がおろさない。

プロテクトが掛かっていて、MSワードもフォトショップ(エレメント)も動かない。接続機器の応答もない。

à suivre
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