'13年・北イタリア行メモ >>
13-1.<< 8/12(月)ミラーノからヴェローナ←→トレント往復 >>
晴れ、31℃

7時に食堂へゆくと、けっこうひとがいた。平日のせいか? 

フロントのオヤジ、給仕と部屋支度のおネエさん、この三日、見かけたのは、

いつも同じこのふたりだけ。

08:25のR(2091)でヴェローナへ。

1等車でも満席になる。車掌がまわって来ないせい。

若い人が多い、そのほとんどがヴェローナのふたつほど手前の駅で降りる。

何かイベントかテーマパークでもあるのか? 


ヴェローナの宿屋(アルベルゴ)はいささか遠い、といっても、歩いて15分ぐらい。

冷蔵庫なし、シャワーの仕切りもない。

フロントで聞くと、その脇にいたネエちゃん(おそらくフロントのオバさんの娘)が上がってきて、

「これでだいじょうぶ、(仕切りなしのまま)シャワーを浴びてください」とのこと、いやはや。


トレントへ行くのに乗ったRV(2258)は、Brennero(Brennerブレンナー)行きだった。

かつてゲーテやモーツァルトが越えてきた峠だ。

列車はまっすぐ北へ、山の中へと入ってゆく。

まわりは一面ぶどう畑、山の斜面まで伸びている。

こちらはブレンネーロまではゆかない。

トレント駅の窓口で明日のマントヴァ往復の切符を5、6分ほど(並んで)待って手に入れる。

すぐうしろに並んでいた白装束のアラブ人がせわしい(せっかちだ)。


町の雰囲気は落ち着いている感じがする。

途中、この町のひと(中年)にインフォメーションの場所を聞き、地図を手に入れ、散策する。


dal "Trento centro storico"

が、こじんまりとしすぎて、少し歩いただけで、もう見るものがない。

14:33のR(10923)で帰る。


宿には寄らずに、その前を通り過ぎて、

こんどもgoogleで見当をつけておいたスーパーPamへ(いちどバス停で待っているひとに聞いた)。

惣菜売り場にPolpette di carneとかいうもの(見た目はミートボール)、

聞いたら牛肉とのこと、ふたつもらう。

それとオレッキエッテ何とかというパスタ。

あとで気がついたが、添付の計算書に、トマトと

オリーヴとスカモルツァ・チーズ(入り)、とあった

どちらもおいしかった。あすも買おう。



うっかりしてトレントでカステロ(城)へ行くのを抜かしてしまった。後の祭り。

第一印象では、ひどい宿にあたった、と思ったが、

トレントから帰って、あらためて部屋に入ってみると、造りががっちりしていて、広さもじゅうぶん。

冷房もよく効いている。

へんてこなシャワーもふしぎと問題なかった。湯水の出かた、排水ともによい。
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