'12年・ドイツ行メモ >>
24-1.<< 8/23(木)Munich は晴れ、眠りこけて Narita へ >>
食事はまずまず上等。ピクルスやオリーヴが添えてあるのがよい。

コーヒーがじつにおいしい、まったく、カップチーノを頼み続けたのは場違いだった。

食卓メンバーが、めずらしく、きのうとほぼ同じ。

9時に外出し、駅へ(Sバーンの入り口と乗り場を確認に)。

入り口のところでブレーツェル(英: プレッツェル)を(Sバーンの利用客への)

サービスに配っていた。

好意に甘え、

ふたつ頂戴する。


DB の窓口が開いていて、並んでいる人がいない。空港までのチケットを買っておく。

Karstadt に行ってみる。キッチン用品売場をぶらつき、

店員に の小さくて折り畳み式になったハサミのことを聞いてみたが、置いていなかった。

REVE にも入り saucisseon sec を少々。

気温が上がってきた。宿に戻り、10:40 にチェックアウト。

10:55 発の S-Bahn (S8) に乗り、ミュンヒェン空港へ。


aus: Auskunft von DB

空港 (ターミナル 2) では Tax free のスタンプをもらうのにすったもんだした。

LH のチェックイン・カウンターで預ける荷物にタグを付けてもらってから、

その「タグを付けた」荷物が手荷物検査のところで引っかかった。

預ける荷物を、直に手荷物検査のところまで持っていったことは、

紛れもなくこちらの落ち度だが、「それでは、どういう順番で回ればよいのか、

まずはどこへこの札のついた荷物をもってゆくのか」

と聞いたのだけれども、係員の説明が、さっぱり要領を得ない。

こちとらの語学力の乏しさは棚に上げて、あえて言えば、

相手方の「しゃべり」もあやしい、いまや荷検査係は「下請け人」ではあるまいか? 

ことばがなかなか通じない。

たまたまLHのスチュワーデスが通りかかった。声を掛けて、

「税関の場所、そしてまずそこでスタンプをもらうことを」教えてもらった。

言われた場所にゆき、必要項目を記入し、スタンプを押してもらい、荷物を預けた。一件落着。

手荷物検査のところへ戻り(先ほどとは別な列に並んだ)、ついでパスコントロール。

そこを過ぎると、払い戻しの窓口が見えた。現金(ユーロ)で戻してもらう、20.5€

免税店のフランケンヴァイン、旅行中に飲んだものと同じランクのものが倍以上の値段、

これではボッタクリ、あほらしいので買うのをやめた。

つぎはリューベックのマルツィパン、店員、三人に聞いて、

やっと、並べてあるのを(目立たないところに)見つける。

ひとりは、かの「有名な Lübecker Marzipan」のことをぜんぜん知らない。

LH714 は、NHとの

コードシェア便だった。

予定どおり離陸 (15:50)。

赤ワインを二杯、ビールを2本、おいしく食事をし、その後手洗いに、いちど立った。

ところが、どうしたわけか、そのあとの記憶がさだかでない。

斜め右うしろにはおしゃべり三人娘、うるさいものだ、安眠できない、などと、

少しウトウトしただけ、の感(記憶の上では)。

ふと時計を見ると、7時半あたり。「何だ、まだ3時間余りしか経っていない」と思った。

連れに、そのことを言うと、

「(アンタが)自分で、時計の針をまわして、だいたいの時間で、日本時間に合わしたよ」と言う。

「いやそんなはずはない、オレは合わせた覚えがない」―

「賭けるか?」 ― 自信がないので、「やめておく」。 が、どうも腑におちない。

しかしモニターの画面を見ると、飛行機の位置は、もう「日本海の秋田沖」になっている。

これには驚いた(ほんとうに)。

記憶の上では3時間(じつは10時間の経過)、いやはや、老化も極まったか。


ルフトハンザの座席は具合がよい、7時間も坐りっぱなしということだったが、

尻がぜんぜん痛くない(エコニミーで)。

そう言えば、ICE の座席も具合がよかった(これは1等)。比べれば、

日本の機は、新幹線(普通席)も、少し劣る。

定刻の20分前(午前9時55分)に着陸。


スカイライナー、やまびこ、市内バスと、ほとんど待たずに乗りつぎ、

午後2時半には自宅に着いた。

(この巻、了) 
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