'11年・北イタリア散策 >>
15-1.<< 8/16(火)サン・マリーノを降りてボローニャへ(Bologna) >>
まっすぐボローニャへゆく予定であったが、

ラヴェンナへいったん戻り、改めてボローニャへ向かう破目になった。

その次第: 

朝、ヒゲ剃りがない。次第小型の電池式のものだが、前のホテルに忘れてきたのか?

朝食のメニュー、ここも豊富、申し分なし。フロントが空いている。

兄チャンに「ラヴェンナのホテルにヒゲそりを忘れてきたようなのだが、

電話で問い合わせてくれませんか?」と頼むと、即刻ケータイを取り出し

聞いてくれる。「いま部屋を見に行っている . . . . オッ、戻って来た。

ヒゲ剃りピッコロがあったとのことです。次のホテルに送るかどうするかと言っている」

「じかに取りにゆく、と伝えてください」―「次はどこへ行くのか?」―「ボローニャ」

「それならラヴェンナから西へ自動車道で一直線だ」―「いや車ではない。

列車でゆく。だが、列車の便もよく、問題はない」

ターミナル発9時16分のバスは、われわれ二人だけ乗せて出発する。

途中からけっこう乗り込んできて、席は半分ぐらい埋まった。

リーミニ駅では余り待たずレジョナーレに乗れた。ラヴェンナまでほぼ1時間。

宿まで歩き、忘れたヒゲ剃りを受けとり、駅へ引き返す。

ボローニャ・チェントラーレ行きに乗る。


ボローニャ駅の構内で駅員が3人、立ち話をしている。

モーデナへ行く列車のことを尋ねると「毎時26分に1番線から出る」とのこと。

ここのホテルまでは300メートル以上、くねくねと歩く。

やや遠い、そして暑い。8年前のボローニャも暑かった。内陸のせいか。

部屋は19号室。エアコン、冷蔵庫がある。フロントでスーパーのことを聞く。

「マルティーリ広場の東の角にコープがある」と地図に印をつけてくれる。

しかし、六叉路のひろい広場を一巡したが、それらしきものは見当たらない。

通りがかりのおバアさんに聞くと、Via dei Mille(ミレ通り)を示し

「その通りをゆき、次の角(最初の角)を右に」その通りだった。大きい。

帰りに寄ることにして、町の中心、マッジョーレ広場へ向かう。

メインストリートのインディペンデンツァ通りは、前回のときと比べ、様子が少し変わり、

通りの両側の店がモダン(な今風の店)になった感じがする。

以前は専門店ばかりで「休暇で休み」の表示が目立ったが、今回はあまり見ない。

ネプチューンの噴水の向こうに兵士がいる。近づいて、インフォの場所を聞く。

「突き当たりを左へ、門の中へ入れ。」入ってみたが気配なし。

また地元のおバアさんが

通りかかる。

袋を下げている。

聞くと「付いて来なさい」と

インフォの前まで

連れていってくれる。

兵隊のところから見れば

「突き当たりを右へ」

ということになる。

若い兵隊や警官に尋ねると、

こういうことがままある。

いい加減なものだ、

と言ったのでは酷か? 

よその土地から来たりしていて、

まだ土地不案内ということ

なのかもしれない。

questa pianta da «Bologna centro storico»
www.bolognaturismo.info / © Provincia di Bologna
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コープで食料と飲料を調達。ラグ−(ミートソース)を乗っけたタリアテレがあった。

脇にいた店のひと(おばさん)に「このまま食えるか、熱を通す必要があるのか」を聞くと、

「冷たい暖かいは好みだ、調理済みだからこのまま食べることができる」

暖めた方がよさそうな気がして、そうざい売場のオバサンに「これを暖めてもらえるか?」

と「すまないが出来ない」


タリアテレは冷たいままでもおいしかった。ビアンコ(白)を空けてしまった。

シエーナの競馬は今日(16日)のはずだが、テレビの中継はしていないようだ。

去年は延々と生中継をしていた。
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