'11年・北イタリア散策 >>
11-1.<< 8/12(金)パードヴァへ、ヴィチェンツァ往復(Vicenzia) >>
昨日、今日と晴れ。けさもカップチーノを2杯、ハム類もたっぷり食べた。

9:41 のレッジョナーレでパードヴァへ。10分遅れで出たが、定時に着く。

ホテルはここも駅前、右手。


ひと休みしてからヴィチェンツァへ。

町の中心シニョーリ広場のインフォメーションは閉じていて

「マッテオッティ広場の案内所が開いている」との貼り紙。

傍らのテラス席でビールを飲んでいる地元の兄チャン二人に、

その案内所の場所を教えてもらう。

地図をもらい、

古い劇場

(Teatro Olimpico)


中庭をながめ、

あとは、

こぢんまりとした町ゆえ、

ざっとひと回りしながら

帰ることにする。

道は単純、と思っていたが、

(旧市街からの)

出口が

よくわからなくなった。

la pianta della città sopra: da «Vicenza, Cuore del Veneto»
www. Vicenzae. org / www.palladio2008.info
孫といっしょに自転車で来たバアさんに駅へゆく道(出口)を聞いた。

すると、買い物袋を両手に下げた中年の夫婦が、脇でこちとらの話を聞いていて、

あとに付いて来いという仕草をする。

「まっすぐ行って、突き当たりを左へ、と教えてもらったからだいじょうぶ」と言っても、

「一緒に来い」と言う。

ときおり振り返って、われわれが付いて来るのを確かめている。

そして、道の突き当たりまでゆくと、こんどは斜め左への石段を降りてゆく。

「左へ」というのが「斜め左への石段」を行くこととは思いつきもしなかった。

「付いて来い」という親切をないがしろにして申し訳なかった。

降りてまもなく、ローマ通りに出た。駅はほとんどすぐ目の前。近道だった。

ちょうど10分後にパードヴァ行きの列車があり、それに乗る。
〜〜〜〜
パードヴァの駅に降りて、ひょいと窓口を見たら、空いている。

いったんホテルに戻り、フロントのネエちゃんに「近間にスーペルメルカートはあるか」

「衣服のたぐいか食べ物か」―「食べ物だ」

「駅の中にある、町のなかには小さな店しかない」

駅の窓口で「レイルパスを持っている。座席指定券だけ買いたい」―「どうぞ」

「8月18日ボローニャからアレッツォ9時のインテシティ」―「それから」

「パスなしで普通の乗車券」

解せない顔をしているので「われわれのパスは(使用する)10日間を選ばなければならない」

理解してくれたようだ。

「ラヴェンナからリーミニ、2等2人。アレッツォからペルージャ、2等2枚」

普通乗車券は買った日から2カ月間有効なので、「何日から乗る云々」は必要ない。

合計 26.90€30€ を出し、チケットを計5枚、一枚いちまいを確認をしてから、窓口を離れる。

ついで窓口のすぐ右脇のバールで買い物をと思い、歩きながら、

さきほどおつりを貰っていないことにハタと気がついた。

すぐに戻るが、もう先ほどの窓口のところには黒人の若い兄チャンがいて、

しかも何やらえらく手間取っている。

しばし待って、空いてから、さきほどのチケットを見せて

「10 分前にこれらのビリエットを購入し、30€ を払ったのだが、

お釣りをもらわなかった」ことを、しどろもどろながら、何とか説明し、わかってもらった。

係員は手許の札(10€5€ の束)一枚一枚数え、

釣りを渡してないことを合点し、3.10€ を返してよこした。

「わずらわして、すまない」と言うと、「何ともない」。
〜〜〜〜
バールで、例によって、生ハムとモッツァレラのパニーノ。

スーパーの所在を確認しておく。規模は大きい、シエスタもなく、土日も営業。

これはありがたい。

今年は 14日が日曜、次ぎはフェラゴスト(聖母被昇天の祝日、8/15)と二日つづく。


ホテルはバス付き。ゆっくりと浸かり、足の疲れをほぐす。
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