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ホテルの支払いを済ませ、10時10分に出る。
10時22分発のレオナルド・エクスプレスがある。
ゆっくり歩いた(間に合わなかったら、次の11:52 に乗るつもりで)が、
発車2分前に、28番線のホームにたどり着いた。
なるべく前の車輛へ乗るベく移動する。笛が鳴ったので乗り込む。
空港のインフォメーションでアリターリアの成田行きのカウンタを聞き、
教えられたカウンタへ行くと、
受付は「15分後、11時から」とのこと。
その時間になったので、受付へ。帰りの便ではもう e-ticket も必要がなかった。
情報はすべてインプットされていて、パスポートだけで済む。
「一個あずけたい」と荷物を台の上に載せる。
ズック生地のバッグで、L字型の金具が支えになり、上部には取っ手、
Lの角のところに車が付いているもの。
すると「このような(L字型の)金具が付いたバガーリは、
ここでは受け付けられない」と言う。
「いままでこのバッグを問題にされたことは一度もない」と主張してもダメ。
しきりに「301 へゆけ」と言う。 ― 「何の 301 か」と何度か聞き直した。
要するに「特殊な形の荷物は 301 のカウンタに出す」とのこと。
仕方がない。荷物を引っ張って 301 へ行く。
先客がひとり、トランクを開き、中身を出したり入れたり、手こずっている。
ようやくこちらの番になった。
ベルトの上に載せて、検査機を通すと、何の問題もなく、すんなりOK になった。
つぎは身体検査と手荷物検査。
家内のバックの中に、ミネラルウォーターと缶ビール。
ここに来る前に飲むつもりだったが、そのヒマと場所とがなかった。
取り上げられ「ここで飲むか」
「飲まない」没収され、ゴミ箱にポイ。これは承知の上。
搭乗は14時20分から。
免税店でイタリアのワイン、いくらか上等なものをと捜したが、
ここには並みのものしかない。
2本だけにする。
乾燥サラミを何本か、パルミジャーノも数個、購入する。
シャトルのモノレールで搭乗ゲートの方へ移動する。
するとこちらにもたくさん免税店がある。ワインを置いている店もあった。
覗くと、ここには高級品もある。
それで、ころ合いの値段のもの(€22, €23)を2本買い足す。
G12 のゲートの待合室で外を眺めながら待っていると、
家内が「みんな移動したようだ」と言う。
モニタを見たら、たしかに、ゲイトが 12 から 04 に変更になっていた。
時間になり、搭乗。珍しく定刻に離陸する。帰りの機内食もよかった。
食べるのが楽しみになる。
メインの食事はイタリアーノかジャッポーネかを選べるが、
ぜったいにイタリアーノにすべきだ(個人的な嗜好ではあるが)。
ワインは、赤も白も、おいしい。イタリア産の缶ビールもよい
(残ったもの一本を日本まで持ち帰ったが、飲み比べたら、
プレ何とかよりも上だった)。
乗務員の応対は、いまひとつ、しつけが行き届いていないが、
食事は、それを補って余りある。
申し分のない応対(悪く言えば馬○丁寧)だが、
食事のまずさでは天下一品の JX や NX よりも
(ちなみに LX は応対も食事も中の上)、乗るとすれば、選びたいのは AZ だ。
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