'10年・シチリアとプ−リアへの旅 >>
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今日も、8時なのに、まだ朝食の用意が出来ていない。粗末なものしか出さないのに、怠慢だ。他のひとも待っている。

きょうは5分ほど待つ。昨日よりは早い。バターがない。要求して初めて持ってくる。


9時、出発。マクエダ通りを北へ。ポリテアーマ劇場まで歩く。

Uターンをして、テアートロ・マッシモの前で左に折れ、ヴッチーリア市場を通り抜け、

エマヌエーレ通りに出たところで、小店だがワインが並んでいるのが目に入る。

dal «Qucksicily ® - Palermo Map» dello Studio graafico Pietro Lupu, Palermo
豚肉加工品(ハム・サラミ)とワインを半々に置いている。

こういう類いの店(サルミエーレとかサルメリーア)に、その後、何度が出くわした。

パレルモ産のを求める (€15.5)

ついでに、めずらしく乾燥サラミもあったので、それもひとつ(€)

この肉やの兄ちゃんにサン・フランチェスコ・ダッジシ教会の方向を教えてもらう。

小路ばかりなので入り口を間違えないようにしないといけない。

ガリバルディ庭園の東をかすめ、ラ・ガンチャ(教会)へ。

しかし、手書きの貼り紙があり、「8月11日(昨日)から19日まで閉鎖」の由。

ラ・ピエタ(教会)、サンタ・テレーザ教会の脇を通り、植物園の前へ出る。

柵の外から覗いて見ると、この暑さのさなか、中に人影はほとんどない。

浜の方へ行って見る。

そこも日差しは強烈だが、さいわい、海からの風がさわやかなので、

近くの木陰のベンチでひと休み。

このあたりには、他にもけっこう涼んでいる人がいる。


駅前の店で、生ハムとモツァレッラを挟んだパニーノを買う。

ついでに、いつものスーパーに立ち寄り、缶ビール5本を仕入れ、ホテルへ帰る。

時間は、まだ午後1時過ぎ。

ひとシャワーを浴び、それから、ゆっくりと次の日の段取りをする。

4時になると夕食。今回はだいたい、毎日、このパターン。

ワインは値段の割には上等。辛口の赤、という感じ。

肉やの兄ちゃんが薦めてくれたものだが、飲める味だ。
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