'09年・スペインに憑かれて >>
12-1.<< 8/14(金)ブルゴスからバイヤドリ(ド) >>
8時過ぎ、支払いを先に済ませ、オバサンにはタクシーのことで念を押した。

8時40分には部屋を出て、下に降りる。

もう8:45をだいぶ回ったのに、タクシーはまだ来ない。

オバサンは「来たら教える」と言ってくれたが、タクシーは、9時前になってやっと来た。

新駅は東北の方向だが、車は西へ向かう。
運ちゃんには、

はっきりと「鉄道の駅へ」と告げた。

合点しているから、まちがいはないと思うが、

どうも方向が違う。

が、まもなく、城を迂回するように大回りして

バイパスに入った。

それから、やっと西へ向かう。

駅まで15分近くかかったが、

料金は安く、10ユーロ弱。

The map above: from
"BURGOS ACCESSOS - Patronato de Turismo"
駅には、乗客とおぼしき人たちが、三々五々。

だだっ広い駅は閑散としている。

切符売場の窓口にも、ひとは2、3人。

こういう駅は、予約を取るときには良いだろう。待たずに済む。

今日の予定は、レヒョナール・エクスプレスでバリャドリッド行き。

駅のアナウンスは「バイヤドリッド」と言っていた。

バイヤドリッドのホテルは駅前のロータリーを過ぎたところから200メートル。

朝食は8時半からだと言う。ずいぶん遅いので、ひとこと言おうと思ったが、やめた。

フロントはしゃっちょこばった中年のオヤジさん。あとでホテルのパンフレットを見たら、

「朝食は、平日は7時から、日曜祝日は8時半」とあった。それではやむをえない。

まだ12時前だが、部屋に入れたのは幸い。
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少しだけ休んでから、ホテルを出る。

北へ向かい、ソリッリャ(Zorrilla)広場で町の地図をもらう。

このことが今回、遅蒔きながら、新しい町で、最初に為すべきこととなった。
定期的な海外旅行を始めて、

8年目にして、

やっと大いに活用するようになった。

ことこまかに通り名を記してあるのが、

とても役にたつ。

今までは、言い訳めいているが、

ことばの練習のためと称して、

頻繁にひとに道を尋ねながら歩いた。

単に「ずぼらな」だけか。

The city map above:
from: Baedekers Reisefüher, Spanien; 1992
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今回は、カンズート(8/15の祝日)と日曜が連続している。

明日と明後日は、サラマンカに滞在する予定だが、

ほとんどの店が休みゆえ、今日は食料の買い溜めが必要だ。

広場の角の広告塔に Carefour (スーパー名)まで200メートルという矢じるし。

Santiago 13 とあるので向かってみる。すぐに見つかる。

が、その隣にIngles。目星だけつけておいて、先へ進む。

こんどはメルカートが見えた。

中に入ると、例の、「ピクルスとアンチョビの串刺し」がある。ふたつ求める。

これではいちどホテルに戻らなければならない。

ついでに(Carefour はやめて)イングレスに立ち寄り、果物、サンドイッチ

(イギリス風、と言うと語弊があるかもしれないが、日本のサンドイッチと違って、

ハモンとかチ−ズその他の具が、たっぷりと、ぶ厚く入っている)、
ビール(やや上等の缶ビール、

500cc0.68€

日本円にして92円、

6本セットで550円)、

リオハのワイン

(今回の旅行で、5本目)を

購入して、ホテルへ戻る。

これらを冷蔵庫に入れて、出直し。


サン・パブロ教会、

そしてカテドラルへと歩く。

from: VALLADOLID - PLANO GUÍDA, Junta de Castilla y León
暑くなってきた。もうギブアップだ。なるべくビルの日陰を歩き、宿へ戻る。

大きな湯舟で、湯量も十分。気持ちよく、疲れをほぐせた。
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このホテルは、安い割にはサービスがよい。散歩に出かけ、部屋に戻ると、

巨大なオレンジとモモとキウイが、ナイフ、フォーク、皿とともにメッセージを付けて置いてあった。

新聞も置いてある。

こんなおいしいオレンジははじめて。認識を新たにした。モモ(ネクタリーナ)もよかった。
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